今週のホロスコープリーディングワークショップでは、
鑑定の現場で見落とされがちなテーマ「惑星のステーション」にフォーカスします。

一見、些細に見えるこのポイントこそ、
リーディングの精度を大きく左右する重要な鍵なのです。

◆ 惑星のステーションとは

ステーション(=留〈りゅう〉)とは、
惑星が順行と逆行を切り替える「止まったように見える瞬間」のこと。

太陽と月を除く、水星?冥王星には逆行があり、
その前後でこのステーションが発生します。
このとき、惑星のエネルギーは一時的に凝縮し、強調されるため、
ホロスコープ上で見逃せないポイントとなります。


◆ 影響の強さと読み解きの優先度

ステーションの影響力は以下の順に強く現れます。

1.ネイタルチャート(出生図)
2.プログレス(進行図)
3.トランジット(経過図)

ネイタルでのステーションは、人生全体にわたるテーマを示し、
プログレスでは「運気の節目」として現れます。
トランジットでは期間限定ながらも、ネイタルの惑星上で起きる場合、
意味深い変化や転機をもたらします。

とくに「逆行から順行」に戻る瞬間のステーションは最も影響が強く、
象徴的な出来事を引き寄せやすいタイミングです。

◆ 実例から見る「止まる星」の力

たとえば、トランプ元大統領は
木星と海王星、2つの惑星がステーションという非常に珍しい配置を持っています。
ステーションが一つでもあれば強い影響を及ぼしますが、
二つ以上となるとそのパワーは圧倒的。
まさに「運命に強く刻まれたテーマ」を象徴しています。

私自身も、数年前の太陽回帰図で火星のステーションを体験しました。
人生でも三本の指に入るほどの出来事が起こり、
そのエネルギーの強さを身をもって感じたほどです。

◆ 今回のワークショップでは

各惑星がステーションのとき、どんな現象が起こりやすいのか。
ネイタル・プログレス・トランジットのそれぞれで、
具体的な読み方と実例を交えながら丁寧に解説していきます。

見落とされがちな「惑星の静止点」にこそ、
人生の転機や深層意識のヒントが隠されています。

その「静けさの中に宿る力」を読み解いていきましょう。

★詳細はコチラです。
https://fortune-lesson.com/workshop/horoscope/