東京カレンダーから
『TOKYO BURST-犯罪都市-』で最強のバディとなった 水上恒司 ×ユンホ が本音トークです。
水上恒司×ユンホが東京のホテルで本音トーク。“大人の男”の条件とは?
初共演のふたり。撮影を通して知ったお互いの印象とは?

撮影現場に入るなり、がっちりと握手を交わし、笑顔で再会を喜び合った水上恒司さんとユンホさん。
セットチェンジの合間には、お互いの近況報告を交えながら、和やかなムードで談笑。クランクアップから1年を経ても、ふたりの間に流れる絆は強固なようだ。
5月29日に公開を迎える映画『TOKYO BURST-犯罪都市-』。この作品で刑事としてバディを組むふたりに、まずは撮影を通して知ったお互いの印象から聞いてみた。
水上:とにかく、めちゃめちゃいい人、ですね。でも俳優業ってそもそも、“いい人”が多いんですよ。実際、これまで共演してきた皆さん、そうでしたし。だから当たり前すぎて、僕がもしそう言われたら、特別そんなに嬉しい言葉ではなかったりするんですけど……。
それでも!ユンホさんはずば抜けていい人、なんです(笑)。キャストだけでなく、撮影には関係のない一般の方々にまで、触れ合う機会があったあらゆる人に対する細やかな配慮、心配りがありました。何度もそんな場面を目にしたこともあり、印象に残っています。
ユンホ:恥ずかしいですね。ありがとうございます。
僕の印象に残っている水上さんは、すごく真面目な人だということですね。ひとりで読書している姿もよく見かけました。演じている相葉四郎とは全然違う(笑)。でもそのギャップもすごいと思いました。
水上さんが演じるのは、スカジャンを羽織り、肩で風を切って歩く新宿中央署のルーキー刑事・相葉四郎。超絶破天荒で問題児ながらも人間味あふれる人物だ。
一方、ユンホさんは韓国警察庁のエース刑事、チェ・シウを演じる。日本映画への参加は初めてということも、大きな話題を呼んでいる。
新宿歌舞伎町を舞台に、日韓異色バディがアクションでも魅せる
韓国では累計4,000万人を動員した人気映画シリーズの日本オリジナルストーリーである本作。
舞台は、新宿歌舞伎町。実際に新宿旧アルタ前を完全封鎖して行われた撮影など、見どころは随所にあるが、一番はやはり、この日韓異色バディの活躍だろう。劇中では華麗なアクションシーンも披露している。

ユンホ:リハーサルは結構、厳しかったよね。プロレスの技をちゃんとやっているし、ワイヤーアクションもあるし。最初に見た時は、本当に大丈夫!?って心配になりましたけど、水上さんがすごく頑張っている姿を見て、僕も負けないぞってやる気が湧きましたね。
実は昔からキックボクシングや合気道をやってきたこともあり、その経験を活かしながら、完成させることができたと思います。
水上:僕が演じる相葉は石頭が特徴で、結構頭突きをするんですよね。手や足だったらまだ見えるんですけど、頭突きって意外と目線がブレるから難しくて。撮影後半に、福士さん(※共演の福士蒼汰さん)の顎に当てちゃった時は、めちゃめちゃ謝りました。
この世界に身を置くふたりが共感した“続けること”の大切さ
撮影期間中の待ち時間では、いろんな話をしたというふたり。
「この世界で長く続けていくには、どうあるべきか」という壮大かつ真剣な議題に及んだこともあったという。
ユンホ:僕の方が年上だから、アドバイスというわけじゃないけれど、「続けること。それが一番重要じゃないか」ということは伝えました。あとは、「やりたいことはやったほうがいい。自分で責任を取る覚悟で」とも。
ユンホさんといえば、東方神起のメンバーであり、この世界で20年以上のキャリアを持つだけに、その言葉には説得力がある。だが、本人はいたって謙虚だ。
ユンホ:僕からしたら、水上さんは20代なのにずっと先のことも真剣に考えていて本当にすごいな、と。上から目線では絶対なく、頼もしい人だなと僕は感じました。彼が主演で本当によかった。
水上:嬉しいです。
大人の男とは責任を持つこと。覚悟を持ち我が道を行く
ちなみに、“責任”という言葉は、水上さんとユンホさんそれぞれに「大人の男とは?」と質問をぶつけた時に返ってきた、共通のキーワードでもある。
ユンホ:大人の男には、自分だけの道があると思います。その道を行くには時間がかかるかもしれないし、
途中で足を止めることもあるかもしれない。でも、諦めずに続ける。それができる人なんだと思います。
ここまで続けてこられた原動力ですか?
それは、やっぱりファンの皆様。待ってくれている人になんとしてでも、応えたいんです。
歌でも映画でもライブツアーでも、ひとつの作品が終わるごとに、必ず自分の足りない部分が見つかる。
じゃあ、皆さんに次会うまでには、そこをクリアにした姿を見せたいじゃないですか。
ひとりよがりな話かもしれないけれど、そういう思いの積み重ねが大きな原動力になっているのかもしれません。
演じる役を通しても伝わってくる熱い男ふたりの“一途な情熱”。
スクリーンいっぱいに暴れまくる彼らの姿をぜひ、見届けてほしい。