オリジナルドラマ「地面師たち」(全7話)が大ヒット中のNetflixに、テレビドラマが俳優を奪われている。Netflixの制作費とギャラは、ともにテレビドラマの約5倍以上あるからだ。CM収入が伸びていないため、テレビドラマの制作費とギャラはここ5年ほど据え置かれている。このままだとテレビドラマ界は深刻な事態に陥る。


(中略)


Netflixの経済感覚は米国式なのか、気前がいい。テレビドラマの場合、プライムタイム(午後7~同11時)の1時間作品の制作費は1回当たり平均3000万円だが、Netflixの1時間作品の制作費はその約5倍。1億円を軽く突破している。


ギャラも約5倍。テレビドラマの場合、主演俳優のギャラは1時間作品で1回当たり100万円台半ばから300万円程度だが、Netflixの1時間作品に主演すると、ギャラは1000万円を軽く超える。

「地面師たち」にチンピラヤクザのオロチ役で出演したお笑いコンビ・マテンロウのアントニー(34)もギャラは良かった。

 アントニーは8月25日、読売テレビと中京テレビが制作するローカル情報番組「上沼・高田のクギズケ!」に出演。MCの上沼恵美子(69)から「Netflixってギャラええんや思うんですよ。だから、役者さんの目の輝きが違う」と水を向けられると、「僕レベルで『あっ、こんなもらえるんだ……』」と、打ち明けた。

テレビドラマの場合、5、6番手の俳優のギャラは1回当たり10万円から20万円程度。この金額では生活に困ってしまいかねないから、俳優たちはやむなくほかの作品と掛け持ちをする。

プロの俳優以外のタレント、お笑い芸人が起用されやすいのも制作費不足のドラマに見られる特長。演技のプロでなく、ドラマ出演の実績も少ないと、ギャラが安く抑えられるためである。

 ドラマの質を決めるのは「1に脚本、2に俳優、3に演出」というのが国内外の古くからの常識だが、制作費が不足していると良質の脚本もつくりにくい。脚本家が執筆に時間をかけられないからだ。

 Netflixの7月18日の発表によると、世界全体の会員数が2億7765万人。6月までの3か月間に会員は805万人増えた。躍進が続いている。

★★★★

地上波のドラマを見ることがほとんど無くて、(NHKの朝ドラは今期だけ見てますけど笑)

Netflixは良く見ています!「涙の女王」以降韓国ドラマのヒット作に出会えませんが、、💦この「地面師たち」は面白かったです👍

この記事の通りだとしたら、今後も日本の俳優さん達もNetflixに流れて行きそうですね。

私的には…韓国ドラマにハマってから、日本のドラマや映画が出遅れてるなぁ~って感じるのでNetflixで面白いドラマが放送されると嬉しいですけど。。。それっていい事なのかな?




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