抜毛症(トリコチロマニア) | アクティブエイジング アンチエイジング

[抜毛症(トリコチロマニア)]

(Wikipedia)


抜毛症(トリコチロマニア)とは、正常な毛を引き抜いてしまう性癖によって
頭部に脱毛斑が出現する精神疾患。
抜毛癖、禿頭病(とくとうびょう)とも呼ばれる。

DSM-IV及びICD-10では、習慣および衝動の障害 の中の1項目として挙げ
られている。

本人が全く自覚せずに、無意識のうちに抜いている場合もある。



<頻度>
一説によると人口の0.5〜2%が抜毛症だとされる。
しかし、医者の考えや判断によってこの割合はかなり変化するため、あまり
正確な情報ではない。

小学生から思春期の女子に多いが、成人も発症する。

頻度としては円形脱毛症の10〜20%であるが、抜毛行為自体は学童期の癖と
してはかなり多い。

また、家庭や学校での人間関係で悩んでいる場合が多い。

知能低下はないことが多い。
大人しい内向的性格に多いとされる。



<原因>
様々な要素が複合して起こるものとされ、明確な1つの原因はない。

かつては、ストレスや不安が主な原因であると考えられていた。

しかし、最近では抜毛症は神経細胞と脳のコミュニケーションの一部に支障が
あるために起こるという説も有力である。
だが、現段階ではいずれの説も推測の域を越えてはいない。