病克服へ強い味方、こども病院に県内初セラピー犬“着任”/神奈川 | アクティブエイジング アンチエイジング
[病克服へ強い味方、こども病院に県内初セラピー犬“着任”/神奈川]

(カナコロ  2012年7月7日)


患者の不安を和らげ、治療をサポートするセラピードッグが6日、横浜市南区
六ツ川の県立こども医療センターに“着任”した。
こども病院に常駐するのは全国2例目で、県内では初めて。
がんや心臓病など重い病気で入院している子どもたちの「強い味方」として
期待されている。


着任したセラピードッグは、オーストラリア生まれのゴールデンレトリバー
「ベイリー」(雄、4歳)。
同センターが小児がんの子どもとその家族をサポートするNPO法人「タイラー
基金」に派遣を要請し、無償提供された。


同センターによると、ベイリーは生後6カ月から1年半、米国ハワイの
訓練施設で専門的なトレーニングを受け、2010年1月から2年半にわたって
静岡県立こども病院(静岡市)に勤務した国内初のセラピードッグ。
パートナーの森田優子さん(30)とともに、患者の心をケアしたり、治療や
歩行訓練に付き添ったりする「動物介在療法」に取り組むという。


この日の着任式には入院している子どもたちや保護者、同センターの職員ら
約40人が参加した。
康井制洋総長から「派遣常駐職員」の辞令が交付されたベイリーは早速、
病棟内を巡回。子どもたちに「かわいい」「あったかい」などと頭や背中を
無遠慮になでられてもどこ吹く風。
「人懐っこく、おっとりした性格」(森田さん)のベイリーの周りに笑顔が
広がった。


欧米の医療現場では、癒やし効果などに期待し、セラピードッグによる
治療効果を高める取り組みが進められているという。
同センターも闘病生活を続ける子どもたちのストレスや不安を解消し、
治療に前向きに取り組んでもらえる効果に期待する。


森田さんは「日本での取り組みはまだ始まったばかり。わたしたちが普及の
礎をつくれたら」と話していた。


http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1207070005/




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