少し触れますが、なーんだかマスコミ全般はマルク

とバニャイアを喧嘩させたい様で対立記事ばっか出し

て飽き飽きしてます。


 それを追いかけるつもりは無いので、ポルティマオ

では不調だったアレイシさんの意見を見てみる事にし

ました。


 また彼は、期待の新人ペドロ・アコスタと、例の

インシデントで噂のバニャイアとマルケスについても

述べております。


 先ずはアレイシ自身の不調について、伺ってみまし

ょうか。


「週末を通して、競争力が出せなかった。

 速くなかったし、リアタイヤのフィーリングも

 良くなかった。

 レースではスタートが上手くいかず、ターン7で

 誰かがクラッシュしたしね。

 実際にはそれほどペースは悪くなくて、39秒台で

 周回していて順位を上げていって…

 ベゼッチとクアラタラローのグループに追いつき

 最終的には8位でポイントを獲得出来た。

 僕たちのレベルは(マーベリックを除けば)

 ファクトリーKTMと同じ5、6位だったと思う」


 ヴィニャーレスは速かったのに、あなたはどうして

苦戦したの?


「僕の強みであるコーナー進入で走れなかったのは

 apriliaに入って初めてだと思う。

 リアタイヤのフィーリングも良くなかったし」


 イマイチ、どうしてかマシンの信頼性を掴めなかっ

た様ですね。


 では、ヴィニャーレスについては?アレイシも過去、

ギアボックス破損による信じられないリタイアを喫し

た事について、どう?


「表彰台に値する走りだったのに残念だよ。

 彼はapriliaに移籍して以来、

 最高のレースをしていただけに、

 彼にもチームにも申し訳ない気持ちでいっぱいだ」


 慮っている様にコメントしております。


 さてかの新人、アコスタにつては?


「彼は信じられない様なレースをしたね。

 彼はテレメトリーや他のライダーを診ることで

 素早く成長し、学んでいる。

 そして日曜日に彼は学んだ事を全てコースで実践し

 とても良かった!

 同時にKTMが野獣の様なレベルで向上している

 事を示しているね。

 彼の走りは世界でもNo1だし、

 マシンは彼に付いて来ている。

 ペドロとKTMがここまで強くなるとは、

 誰も予想していなかった」


 凄い認めていますねえ、確かに彼は強いだけでなく

成長し吸収しています。噂通り、マルケスより?上を

行くかも知れない期待の新人ですな。


 さて…ではマルケスとバニャイアの接触転倒の件に

ついて、アレイシの考えはどうなのか聞いてみましょ

うか。


「僕の意見では、

 ペッコ(バニャイアの愛称)はもっと

 スペースを空けるべきだった。

 マルクに抜かれた後、

 彼はとてもアグレッシブだった。

 実際、オーバーテイクされるのは悔しいけど、

 そんなにアグレッシブには出来ないし、

 (アグレッシブにした所で直ぐに前には出られない)

 もっとスペースを空けるべきだ」


 どちらのライダーにペナルティを科さないのは、

確かに正しいと思うけど、あなたの意見は?


「僕はバニャイアの方に責任があると思うけど、

 それよりスチュワートの意見は、僕らや当事者の

 意見よりも重要だよ」


 うむ、やはり裁定は絶対、と言うのが諸外国の方々

の意見です。勿論不服はあるけどこれが普通なんです

よね、ねっちょり煮え切らない日本の様に有耶無耶

しないし情に流されないですよね。


 とまあ、そんな感じで次戦オースティンに向かって

お兄さん(ポル・エスパロガロは実弟)は気持ちを切り

替えて燃えておりますよ!