「SUZUKIは、もう2度とレース部者は復活しないんだ」

 この言葉は、ハッキリと僕の胸に響きましたね。

 これも記事からのネタなんですが、チーム加賀山が
今年2024年からはDucatiマシンを使用してJSBに挑戦
する事はお伝えしましたが、

 その理由として、

「2年前、
 SUZUKIのモータースポーツ部が【無】くなった。
 今までは休止、だったけど本当に無くなるんだ、
 33年そこにいたんだけど、それがどれだけ重要な
 事か判った」

「休止したことは何度もあったけど、それは開発部門
 は残っての話だったけど、今回はそのグループも解散
 して、全て無くなった」

「その話を聞いてから、もう二度とレース部門は復活
 しないんだなと、次を探す事で動いていた。
 それは勝ちたいから」

 と。うーむ🤔かなり深いですね。と同時に非常に
SUZUKIに対して申し訳ない気持ちも当然あったとの
事。そりゃそうですよね。

「もうモータースポーツの車両を作らないメーカーで
 は勝てなくなり、1-2年後には置いて行かれてしま
 い取り残されてしまう」

 ですよね、それ何もSUZUKIを庇護する訳でも批評
する訳でもなく、

「レースはやらない」

 という経営戦略を執ったメーカー、という事です。

 だったらメーカーとしてレース界の進化の速さは尋
常でありません、MotoGPのYAMAHAとHONDAが
現役でありながら途轍もなく苦労しているのは周知の
通りです。

 SUZUKIを批評するつもりはありませんよ、でも
レースを行う監督やそれで経営を行う企業からしたら、

 感情や想いだけでSUZUKIだけでなくレース技術の
乏しくなるマシンを使っても、結果は出ません。その
厳しさこそレース界だと思います。言い換えれば、
MotoGPにおけるYAMAHAにサテライトチームがM1
を使わない事と同じです。

 どこが悪いという事でもなく、それが時代の流れで
あると思います。

 僕とすれば、加賀山さんの決断に感謝です。流石、
一流の場で戦っているだけの本質を知っている漢です。

 僕は素直にJSBで台風の目になって欲しい限りです。