KOVEという中国に出来た新星バイクメーカーが、
来年にはどうやらWSBKで出走出来るように1000cc
のスーパースポーツバイクを出すらしく、
既に型式登録をWSBKへ提出しているらしいです。
WSBKに出走出来る条件は、日本円で600万円以下
で年間500台は生産している事、という規定があるの
ですが、もうこの生産能力を備えている事でしょう。
このKOVEというメーカー、発音的にはコーべと言
うみたいです、なんかKawasakiの神戸と似てますね。
英語的にはコーヴ、かな。コーヴの方が無難な様な気
がしますね…
さてこのKOVE、昨年話題になりましたがZX-4RR
の対抗馬として中国製SSの車両が突如出て来ましたが
それがこのKOVEでありWSBK挑戦しようという
メーカーになります。
この対抗馬の名称は400RRという呼び名らしいです
が乾燥重量?が168kg?で68馬力、というスペックを
引っ提げて発表されました。しかも並列4気筒ですから
相当な技術力と言えるでしょう。
なんつったって軽さが目を惹きます。乾燥重量168kg
だったらかなり驚きで装備重量(だいたい今はこれで日
本メーカーは記載、ガソリンを含む油脂冷却水類を入
れて走る事が可能状態のこと)は+20kgを見積もって、
約190kgで68馬力というと、とんでも無い軽量化
を施しているマシンという事になります。日本で言う
と90年代前半に登場している、CBR400RRやGSX-R
やFZR400RRといったアルミフレームSSと同等のSS
で、かつ馬力が15馬力以上あると言えば、
現在の技術進歩から言えば常識かも知れませんが、
新星バイクメーカーがそんな技術力を備えるのは相当
難しいと思います。
が、おそらくそれが本当とすれば、凄いですね、と
いう期待を込めて語ってみました。
ただ、あまりこのバイクの情報が無い、と言う点が
残念です。だいぶ前ですが、やはりこれではZX-4RR
に勝てない?様だったので、
排気量を+50ccアップした450RRが出た様ですけ
どこの情報もまだ日本には輸入されていないみたいで
外国の動画は出ている様ですけど目新しい比較動画は
無いんですよねえ。
という訳で、纏まりませんで恐縮です。ただ新興メ
ーカーが出て来ると言うのは喜ばしい事だと思います。
是非切磋琢磨して日本メーカーも負けじと良いバイク
作りをこれからも行って欲しいと思います。
ただ、新興国が作った1000ccスーパースポーツは
どんなものか、是非観てみたいですね。マシン形状や
電制装備など、同じアジア人が作り上げたバイクが、
どういう違いがあるのか、そして是非レースに参戦
出来るメーカーとしてデビューを期待しています。