どうやらR6が終了する様で。但しレースベース車は
継続販売される様です。
ただ、YZF-R9が控えている、かも?!
というのも、WSSPを見据えているか不明ですけど
今や600ccSSって需要が無いんですよね。と同時に、
1000ccSSも、レース以外では世界的な売り上げは
芳しくないのです、HONDAもBMWもKawasakiも
SUZUKI、Ducatiもapriliaも…
今や公道では不要の200馬力越えのモンスターマシ
ンは不要で、行けども150馬力上限のリッタークラス
もしくは80馬力前後の800ccパラツインなど、
扱い易い馬力特性域のマシンが公道用としては好ま
れる傾向が強くなって来ています。
その証拠に、ミドルクラスの好ましい激しい前傾姿
勢のバイクは殆ど見掛けなくなりました。
メーカーも、最新技術満載で300万に迫るバイクが
売れた方がそりゃ嬉しいですけど、もはや今その範囲
のバイクは売れなくなって来ている時期なのです。
但しレース車両としての位置は作り続け、当然スポ
ーツ走行には抜かり無い機種も用意して、リーズナブ
ルな値段で世界モデルを展開して売り上げを確固たる
ものにすべき時代に来ているのでしょう。
その代わり色々なアシスト機構を備え、サポートす
る装備を充実させて、走る楽しみと喜びをユーザーに
与える、そんなバイクを時代は求めているのでしょう。
僕もその方向で良いと思います。尖ったモデルもあ
りますよ、という選択肢は用意されているし、いざと
なってもサーキット走行で充分に楽しめる性能もある
といえば、
リッタークラスやミドルクラスのSSで限界まで引っ
張る走りを求める上級者はほんの一握りで、そうじゃ
なくても充分スポーツで汗を掛ける充実した走りが出
来るクラスでマージンのある走行の方が、
危険度も下がるし、結果腕も伸び、尚且つ楽しめて
オーナーとして嬉しいですもんね。
そんな訳で、ステップアップや上を目指す指針とし
てR9は素晴らしいバイクとしてデビューしてくれると
思います。
R1までちょっち俺の腕じゃなあ…という人に、劣ら
ない寧ろ扱い切れる性能のR9というマシンがあれば、
峠でもサーキットでも、いえR1より楽しめるバイク
として歓迎されると、僕は楽しみに待ちたいと思って
います。