まだ、決まり・・・という訳ではありませんが、

 

 HONDAとYAMAHAの優遇措置については、だいたい、以下の

表の様にまとめる事が出来る様です。

 

 先に説明しておきますと、4つのクラス(A~D)に分けられて、

それぞれ獲得ポイントの割合に応じてテスト回数やエンジン基数

が決定される様です。では、行ってみましょう。


A:Ducati

B:なし
C:aprillia、KTM
D:HONDA、YAMAHA

 

ランク
(ポイント%)
テストタイヤ
(本数)
プライベートテスト ←テストライダー ワイルドカード数 エンジン仕様と基数 エアロパーツ
A
(85%以上)
 170 3コース テストライダーのみ  0回   凍結、7か8基  1回
B
(60%以上85%未満)
 190  3コース  テストライダーのみ  3回   凍結、7か8基 1回 
C
(35%以上60%未満)
220   3コース   テストライダーのみ 6回     凍結、7か8基  1回 
D
(35%未満)
260  どのコースでも可  ライダー自由  6回 自由、9か10基  2回 
*Motorsport.comさんを参考に作成しています
 
 だいたい、こんな感じで、統一されそうです。
 
 今日本メーカーはDクラスになります。
 
・テストはどのコースでも可能
・テスト走行はレギュラーライダーも可能で制限なし
・ワイルドカードも年6回参戦可能
・エンジンアップデートも年内は何回でも自由
(但し基数制限はある)
・エアロパーツも年2回可能
 
 ということで、このコンセッションを活かして、
 
 果たしてHONDA&YAMAHAはどこまで、まずはaprilliaそして
KTMと並ぶ事が出来るか?が第一歩でしょう。
 
 逆にDucatiはかなり制限が厳しくなってしまいましたね。
ワイルドカードはゼロ、まあ参戦台数が8台ですもんね。
 
 ただ・・・
 
 HONDAとYAMAHAが常勝時代、Ducatiは一度たりとも
優遇措置を施すように、とは言ってないんですよねぇ・・・
(まあ統一ECUとか今でも許せないクソ規則は導入されたが)
 
 ただ本当に、これだけ譲歩された条件が整えられた、という
事は、
 
 もう言い訳出来ないところにHONDAもYAMAHAも結果を出
さなければならない瀬戸際、
 
 ということを覚悟して、来年、再来年まで掛かって構わない
のでなんとか表彰台を取り戻してほしい、
 
 そう願っています。