違うかもしれませんので断っておきましょう、

 

 北海道でクルマ整備(たぶんスタッドレスタイヤ交換?)で

整備していた人が車の下敷きとなって亡くなったニュースで、

 

 絶対にパンタグラフなんて使わないでください。ちゃんとした

ガレージジャッキって奴を、クルマのパーツ量販店などに売って

る奴で良いですから、それを買いましょう。

 

 あと、クルマにおいて整備する時の必須工具備品は、

 

1.リジットラック(馬、とも)2個以上

2.スクリュージャッキ 1個

 (クルクル回してフレームに当てる)

3.輪留め 1組

4.ガレージジャッキ(2t以上のモノ、車両による)

 

 これは絶対に揃えましょう、死にますよ?冗談抜きで。

 

 まず輪留めを運転席側を基準にして、ジャッキアップ(の

事を足を上げる、という)フロントをアップする場合には

右ハンドルだったら右のリアに輪留めを掛けて、

 

 それからジャッキアップ。

 

 絶対にジャッキの油圧だけで作業しないこと!!これでも

ジャッキが下がって何人も死んでます。

 

 だいたい、軽でも300kg以上の重量がピンポイントで人の

胸に伸し掛かるんだから、息が出来ずに非常に苦しい死に方

になるんです、

 

 もう絶対ね、悲惨なんですよ。

 

 僕ね、こういうの知ってるかというと、実家が修理工場で、

流石に整備工場の整備士さんたち(お父さんの仕事仲間だから

おじさんたち)はこんなヘマは踏みませんが、

 

 ちょっと知ってる、とかそういう素人さんがジャッキアップ

後の不安全整備で結構死んでる話を子供のころから大人の話題

で挙がっていました。

 

 まず、整備するなら絶対に安全を確保しましょう。

 

1.足を上げるときは必ず輪留めを掛ける。

2.リジットラックを2本、または4本しっかりフレームに

  掛ける

3.万が一の為に、スクリュージャッキをレッカーフックの

  下に掛けておき、非常時の落下に二重に備える。

 

 それから車の下に潜る事です。3番目のスクリュージャッキは

本当に命綱で、万が一車が傾いたとき等に有効で、軽くフレーム

類に当てる程度でOKです。

 

 もうね、サーキット行ったら結構ガレージジャッキだけで

タイヤ交換ならまだしも、アブソーバー交換してたり、下に

潜ったりね・・・馬鹿が多い!!

 

 絶対どんな人間でも生身じゃ300kgやトンに迫る鉄の重量に

勝てませんから、

 

 整備する時は、

 

・まずは身の安全

 

 が確保できる知識と道具を必ずそろえてから!

 取り組んで欲しいと思います。

 

 パンタグラフは絶対に使わないようにしましょう!

(パンタは本当に車の下に潜るようなときには使いません。

 タイヤを車の側面から交換する非常時の工具です。

 パンタの注意事項にも「車の下に潜るな」と書いてあり

 ます・・・書いてあるハズです)