カタールGPにて今、雌雄を決する戦いが始まっており、
Ducatiファクトリーのバニャイア、そしてDucatiプライベートの
プラマックで闘うマルティンの行方が熱い状態です。
現在、バニャイアの方が予選では良い位置に付いており、マルティ
ンは二次予選には突破できたものの、5位以下であり、二人共にカタ
ールの新路面およびコースの汚れ、また夜開催の為に路面温度の調整
が上手く行っておらず、
マルティン 7位
バニャイア 8位
(バスティアニーニ 18位)
という意外な位置での予選となっております。
トップはなんとApriliaプライベートのRNFラウル・フェルナンデス、
そしてあのグレシーニのジャンアントニオ、というプライベートチーム
が嵌まった第1予選でした。
さて、そのインタビューにてバスティアニーニが、
「バニャイアを助けるよ。
それがチームとしての正しい行動だと思うんだ」
これを賛否ととるか?難しいところですが。
実際にはチームオーダー、は出さない(という訳にはいかないでしょ
うし言えないのが大人の世界、かな)とどのメーカーでも言うでしょう
が、もし今回のレースで、
バスティアニーニが1位、バニャイヤが2位で走行していて1秒差以内
だった場合・・・
バスティアニーニは譲るでしょうね、優勝をバニャイヤへ。
まあ公言していることですし、間違いではないから。
観ている方としての我々は、面白くないですけど、結局個人戦とは言
えども、
motoGPって二人体制のチーム戦ですもんね、考えてみれば。
なら、優勝争いがチームメイトだったら、優勝または順位を譲るのは、
立派な戦略ですもんね。
しかもファクトリー、メーカーの頂点が競っている状態ですから
(ま、どのメーカーでもファクトリーが頂点になるでしょうけど)
自分が優勝戦に早くも脱落しているならチームメイトへ忖度するのも、
いえ忖度してこそチーム戦への立派な貢献、と言えるでしょう。
これはこれで、折れる訳ですから凄い勇気のいる事です。だって、
自分の戦歴が下がる訳ですからね。
例えば、生涯優勝回数が60勝なのに、もし今回チームメイトに優勝
を譲った場合、結果は59勝になるのだから。
それに観ているファンにも良い印象は与えないかもしれません。
「レースなんだから、順位譲んなよ・・・」
尤もです。
なんか真剣勝負、という割にはショー的要素もある訳で、その忖度
さえもショーの一部になってしまうと、
レースっていったい何なんだ?と味気ないものになってしまうかも
知れませんけれど、
当事者だって絶対順位なんて譲りたくないでしょうね。優勝以外で
あっても。いえ、自分が優勝するなら絶対に。でもそれを曲げなきゃ
ならないって、
大人の世界って複雑ですねぇ~。
バスティアニーニも同じくプラマックのチームメイトであるザルコ
についてもインタビュアーへ、
「ザルコはなんて(マルティンへ譲る、守る)言ってるの?」
と聞いていましたが、ザルコも優勝は譲る・・・でしょうね。
おっ大人だな~トップレーサーって(良い意味です)( ´艸`)
