まず一般的な整備において、これは経験して失敗を
蓄積し、
失敗しないためには
が先に考える事ではなくて、
どうして、どうしたから失敗したのか?
という思考プロセスを逆に働かせた方が失敗を減ら
せる正しい整備それから作業安全に努める事が可能に
なると思います。
さて、家で一般整備において注意したいのは、
とにかく整備をするのであれば、3つの基礎と言わ
ている、
・正しい時間、場所、道具、が揃っていること
が大前提です。整備とはなにも工具を使った整備だ
けではなく洗車だってホイール汚れを取ったりチェー
ン給油であってもメンテナンスであり、
立派な整備です。
先ず時間に追われる様な焦りがある時は絶対に整備
してはいけないと言われています、お解りですよね?
時間が無い故に、正しい判断も順序も間違えるから
です。また夕暮れに整備し始めると暗くなり手元足元
や部品が正しく見えなくなるし、落とした部品見つけ
られなくなったり、場所にも関係しますが夜に掛かる
整備は困難な状況に陥り易いのです。
そして場所とは、
不安定な場所では倒壊、転倒したりする恐れがあり
部品を壊したりオイルをこぼしたり、怪我を誘発して
しまいます。作業台があるべき作業を横着して床下で
行ったりすると誤組み立てを起こす可能性は高くなる
んですよ。
そして道具。
これは洗車であれば、ウェス(布)や洗剤、拭き取り
用の布だったり、チェーン清掃ならボロ布や洗浄液に
潤滑油だったり、前もって用意する事が寛容です。
さて、僕が整備を行う点において特に重要視してい
るポイントを紹介します。
まず僕の場合は殆どが重整備、ブレーキだったり
チェーン交換だったりしますが、
特に、サーキットにおいて絶対に走行前に行わない
整備が、二つだけあります。
それは、
・ブレーキフルードの交換作業
・エンジンオイルの交換作業
です。どちらも走り終えて冷えてから行いますが、
走行前は絶対に行いません。走行する前日に上記の
二つは作業を終え、漏れてないか確認する作業を当日
走行時に行うだけです。
走行当日に上記二つの点検として、ドレンボルトか
らの漏れやシミが無いか?ブリーダーボルトの締め忘
れが無いか?を行います。
漏れの確認は前日からの染みが無いか確認し洗浄液
でボルト周りを掃除拭き取ってエンジンを始動させた
り、ブレーキレバーを何度か握って漏れが起こってな
いかを確認します。
重要な事は前日に行い点検し、次の走行日に備えま
す。絶対に走行前に行わないのは、
・時間的に余裕がない
・走りに精神的な作用が働いている
走りに集中したいからです。つまり走行前にブレー
キフルード交換を行うと整備ミスを冒す可能性が高い。
何より、ブレーキは超重要です、相手を巻き込み殺
す可能性もあるし、自分自身も死ぬ。
だからこれだけの命に直結するからこそ、ブレーキ
フルード交換は前日にしっかり行い、万全を尽くし、
次の日を迎える様にしています。もし整備ミスがあれ
ば次の日にフルード漏れは発覚する筈だから。
当たり前なんですが、ブレーキフルードやエンジン
オイル交換は、漏れてしまうと甚大な被害をコースや
走っているマシンやレーサーの方々に与えてしまいま
す。ゴメンで済まされない事態です。
そして何より、転倒やスピンや接触トラブルでクラ
ッシュしてオイルがコース上に撒き散らした場合は仕
方ありませんが、
整備ミスでオイルを撒き散らされた場合、
ちゃんと整備して来ている方は堪ったもんじゃあり
ません。特に二輪は、コース上にオイル処理が成され
ている(石灰等)と、もう転倒のリスクが爆上がりなの
でその日は思い切り走れず気分は相当落ち込みます。
つまり大迷惑って事です。
僕を含めてアマチュアモータースポーツを趣味とす
る人間の殆どは整備場を持っておらず、庭や家庭の駐
車場で青空整備をしていると思います。
道具を揃えるのも大切、基本ですが、僕はその整備
を行う時、時間はどうか?しっかり余裕を持って終え
る事が出来るか?といった、
時間の読みがとっても大切じゃ無いかって考えてい
ます。
工具どうのこうの…蘊蓄よりも、
・正しい時間帯で、余裕があるか?
不具合があるなら絶対に走らず、走行枠や走行予定
日を潰してでも整備に充てて、
前日にマシンを仕立て上げて万全を期す、とする方
を僕は取っています。
カッコ着ける訳ではなくて、ミスを出来る限り取り
除いて、安心して走りたい、それだけです。
