首都高を超違法速度で走り回る気違い個人や集団を


「ルーレット族」


 と揶揄するそうですが、これ、グルグル回る馬鹿の

単調な行為と、自爆もしくは罪のない市民車両を巻き

込んで最悪な結果を招くか?という馬鹿が巻き込んで

しまうか?という負の賭けを捩って名付けられたって


 皮肉というか本気で本当の様な気がします。


 この前、首都高で気違いが事故って車が炎上して、

気違いなのでそのまま放置して去って行った馬鹿がい

て逮捕されたんですけど、マスコミは面白く可笑しく

記事を書くのが仕事だからその記事を全部鵜呑みには

出来ませんが、逮捕された馬鹿は、


「首都高はサーキットでスピードはこんなもんじゃ

 ない」


 とか言ったそうで。これがホントかは鵜呑みに出来

ませんが、この炎上車両放置の時は、面取り状態つま

り無免許。車両のフロントガラスには、


「掛かってこいよ警視庁」


 というラッピングで文字をあつらえていたんですと。


 ここで、


「バカと鋏は使いよう」


 が出て来ると思いますが、これは勘違いして捉える

人が多いと思います。これは最後に、


「使い方や場所次第で、能力を発揮できたりする」


 という事を置き換える諺です。


 言いたいのは、


「どうしようも無い馬鹿は使えない」


 という意味ではありません。と同時にこの馬鹿に

相応あいく正しい送る言葉は、


「馬鹿に着ける薬はない」


 です、間違えないようにお願いしたい次第です。


 こういう、どうしようも無い人間は「更生出来る」

とか「考え直せる」と思うには僕は最近やっと理解

というか、行き着いた点を学びました。


 それは、


「出来るとか教えれば、正したとしても理解出来ない

 人間が、世の中には一定数存在する」


 という事です。言い換えれば、例えると、

僕の仕事は所詮高卒なので難しい事なんて一切ありま

せん。それを後輩に教えている時、僕はそれに気付い

たと言うか悟ったと言う事があって、


 仕事の内容は全く難しく無いですよ、んで、

 教えた事を、教えた通りに出来ない、例えメモを取

ったとしても、出来ない人間は絶対に居て、


 そしてこれが重要なんですが、


 言えば解る、伝わる、図解で教えて練習し反復練習

すればヒトは必ず出来る、


 と言うのは間違いで、出来ない人間も居るという人

がいるんだ、と言うのに気付いたとき、


 頭の中でモヤモヤしてた気分が、メチャクチャ疑問

の問答が、カッと晴れ渡る様に腑に落ちた瞬間が僕に

訪れました。


 言わば、「馬鹿の壁」です。この壁を越えられるか

越えられないかが、分かる、理解に繋がります。だが

この壁が立ちはだかる限り、「馬鹿の壁」からこちら

側を見る事は出来ないのです。


 例えばと言う事で今回、こういう暴走行為を繰り返

す馬鹿を挙げました。それは、


「こんな奴に何を言っても無駄」


 という事ではなく、馬鹿の壁を越えられないモノで

この馬鹿はなぜこの行為を繰り返して迷惑を掛けるの

か?少し腑に落ちた、と感じ得たら


 私としたら、この暇潰しの文章を描いた冥利に尽き

ます。


 馬鹿に対して馬鹿がいる「向こう側」が覗けたので

はないでしょうか?


 ただ、迷惑を被らない様、出来るだけ深夜の走行は

避けたいなと思う今宵この頃でした。