アドレスV125G(僕のは初代、CF46A)、約2か月前から

ウィンカーの調子が悪うございました。

 

 右折する時、ウィンカーレバーが引っ掛かり、最初は指で

戻して点滅していたんですが、次第にウィンカーが点滅しな

くなり、点滅から点灯、そしてフロント右のウィンカーバル

ブが消えてしまい、さあ困った、右のウィンカーは死んでし

まってさあ大変。

 

 じゃあ、ということで当初は手信号で凌いでいたんですが、

流石にごまかしていては危険だよね、という反省も込めて、

 

 

 頼んだ部品が納入されたので、修理したいと思います。

 

 まずはメーターパネルを外します。

 

 

 

 スクーターは、ほぼドライバー2番1本で分解が出来ます、

それが生産性を高めているんですね、素晴らしい工業製品

だと思います。

 

 

 ヘッドライトのカプラを抜いてフロントマスクを外します。

 

 

 意外とごちゃごちゃしているようですが、アッセンブリで

集約されたシステムですね。でもこの集約されたシステムが

部品代と工賃が結果的に高価になってしまう理由になってし

まいますが。

 

 

 さて、メーターを外して、問題の破損したウィンカーレバー

を外します。

 

 

 交換終了( ´艸`)

 あとで細部を説明します。ここまで、プラスドライバー

1本で全て完了出来ます。

 

 ハードの修理はここで完了、になりますが、スズキ車の

スクーター特有の問題です。問題というか、難点。

 

 本来、部品というのは区分けして配置し脱着出来る様に

する方が、機械というのはあるべき姿だと僕は考えます。

 

 というのは、部品点数や接点という弱点は増えるかもし

れません。

 

 しかし機械というのは要所で、点検し、整備出来る事は

非常に大切で大事にすべきところです。まあ確かに組付け

時のし易さや生産性を高めるための部品の組付け方により

メンテナンスの難易度は変わるでしょうが。

 

 では、

 

 

 裏側から失礼します、まずはセルボタン。

 

 

 表側はこっち。

 

 

 

 次に、上側の銀色のプレートがロー・ハイビームボタン、

そして下側が今回問題になったホーン&ウィンカーレバー。

 

 

 表側はこっち、と。

 

 

 それらが、こうやってアッセンブリーでセットになって

おり集約されています。

 

 という事は、

・セルボタン

・ウィンカー

・ロー、ハイビーム

・ホーン

 のどれか一つでも壊れてしまった場合、

 

 全部交換です。ホーン一つ鳴らせなくなって、ウィンカー

とかセルボタンも全て正常でも

 

 全部交換

 

 です。まあ、実際は接点を磨いたり、接点復活剤などで

修理は可能ですが、それでも治らない場合は、

 

 全部交換です。

 

 なので、スズキ系の小型スクーターは結構このアッセン

ブリー部品になっていることが多く、なので

 

・部品代

・工数(分解に手間がかかる)

 

 が高くつく傾向になっているそうです。このアドレス系

は昔の100ccであった2スト時代から、こうやって集約され

たスイッチ系だそうです・・・なんか、スズキらしい。

 

 

 まあそんな訳で取り付けていきましょう。

 

 

 しかし、観れば自転車、に相応しい骨格ですね。

 

 

 簡素化されている、といえばそうですが、

 

 

 雑というか、質素が全て、とでも言うのでしょうか。

 

 という事で、部品を取り終え、バルブ等の接触を再確認し

て無事、アドVが復活、

 これで堂々と公道を走っても整備不良で捕まることはない

でしょう(今までは・・・?)。

 

 まあ恥ずかしがらず手信号でしっかり右折指示は出してい

たので、たぶん大丈夫だったのかなあ・・・お勧め出来ない

のでバイク屋さんで修理してください。

 

 という訳で、最後に旧式、というかCF46Aのこの部品の

品番は

 

 

 こちらになります。一応、同じ症状で困っている方は

バイク屋さんに問い合わせてください。もう一方の新型

の品番の奴は、たしかヘッドライトのハーネスが無い為、

ヘッドライトが付かなくなると思います。

 

 やっぱ新品に変わると、作動がスムーズで乗る事が嬉

しくなりますね。