海馬 - 脳は疲れない -
池谷 裕二、 糸井 重里 (著)
海馬

今年最初に読んだ本。
東京大学薬学部助手の池谷 裕二と、コピーライター・エッセイストの糸井 重里が、脳について対談した書籍です。
2002年に出版された本ですが、文庫版では昨年アメリカでの研究から帰国した池谷氏との追加対談が収録されています。

科学的に脳の知識を深めようと思って購入するとがっかりするかもしれませんが、脳のスペシャリストの池谷氏と、マイウェイな糸井氏のテンポのいいやり取りは、とてもわかり易く海馬の魅力を知ることができるとおもいます。

いくつか抜粋
・脳は疲れない
 一生使っても疲れないらしい。疲れてるのは目や肩です。がんばって使い倒します。。

・海馬は増やせる
 脳の神経細胞は生まれた時をMaxにして、あとは秒単位で減っていくようですが、海馬の神経細胞は成人を越えても増えるようです。
マンネリな毎日だと脳に刺激が与えられないので、常に新鮮な視点で物事を見聞きし、チャレンジングしていくことが必要ですね。

・脳はわからないことがあると嘘をつく
 脳は不合理なことや、許容を超えた出来事に遭遇すると、脳の整合性を保つために嘘をつくってしまう。しかも無意識に。
京極夏彦はこの辺をうまく小説に取り込んでいますね。

脳は自分の意識次第で拡張することができるんだという、とても勇気づけられる対談集です。

ほぼ日

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今日のジェットストリームアタック!!
頭が下がります