Moodymann

デトロイト在住のMoodymann(Kenny Dixon, Jr)の4作目となるアルバム。
自らを不機嫌な男と名乗り、生半可なHIP HOPより濃ゆいブラックネスが伝わってきます。

もともとHIP HOPをやっていたというMoodymannの音楽は、ジャジーでソウルフルであり、サンプリングも多用したとても美しいトラックが多いですが、通常のハウスとは異なる強烈な個性を感じます。

Moodymannはいっさい取材も受けず、滅多にデトロイトを離れることはないようですが、商業的に成功したら地元を離れて活動するアーティストと異なり、生まれ育ったデトロイトを愛してそこに住み続ける彼の音楽は、アーバン・ゲットーの醜い部分をも曝け出す容赦ないものです。
「Silence In The Secret Garden」のような暴力的なトラックと、「Sweet Yesterday」や「Shine」の切ない哀愁トラックが同居してる事がMoodymannらしさですね。

とつらつら書いてきましたが、2001年の初来日時には単なるスケベな酔っ払いオヤジであることが判明したらしいです。。。
さすがデトロイトの松山千春だ。