こんにちは、中之内隼です。
今回のテーマは最近よく使う単語ですが「写真は引き算」です。
この言葉は写真を撮る上でセオリーとも言えますが、今回は最近京都に行ってきたので、その写真を使って話していきましょう。
まずはこの写真
清水寺に辿り着くまでのお土産やさんの連なる上り坂を進むと見えてくる有名な門と塔ですね。
今回の時期は梅が見頃を迎えていましたので、梅を主役に撮る事を考えてみました。
門と塔の2つと梅のスペシャルコラボを目指した一枚になります。
まぁ一応整理して入れたつもりなのでそこまで違和感はありませんが、入れたいものを全部入れた感じなのでイマイチ何が主役かわかりません。
手前に入った門がだいぶ幅をきかせているのと、大きいのとでそちらに目がいってしまいます。
なので少しいらないものを入れないように撮ってみます。
早速引き算です。
それがこちら
手前の門の入る割合を少なめにして、梅の入る割合を大きくしました。
これによって梅が主役であることが少し明確になったことと、それでありながら手前にも門があることを
きちんと説明しています。塔は背景として活用する形になっています。
それでもまだ梅の主役感が足りない!
という場合、もう一段階引き算をしてみましょう。
こちらの写真は完全に手前の門を抜き、塔と梅に被写体を絞って伝えたい事を明確にして
よりシンプルさを増しています。
この3つの写真でどれが悪いということはありませんが、「何を伝えたいか」によっては魅力的な被写体であっても場合によっては入れないほうがいい場合もあります。
「写真は引き算」というセオリーは「目的に沿って写す」という事と同義語かもしれませんね。

