「飲み込みに時間がかかる。」「お茶や味噌汁でむせることが増えた。」「声が小さくなってきた。」「口の中が乾いている。」といったことはありませんか?
このような症状は口腔機能の低下によるものです。
口腔機能(口のはたらき)には「食べる・話す・呼吸する・表情を作る」という4つの機能があります。
食べる:口から食べることは栄養状態や体力の維持・向上ばかりでなく、毎日意欲的に生活していくためにとても大切です。食べ物を口に入れ、咀嚼し飲み込むという一連の動きがスムーズにつながっていることが大事です。口に入れた食べ物がこぼれださないように唇をしっかり閉じることが必要ですし、飲み込む際にはのど・首の筋肉も使います。また、飲み込むときは、一瞬息を止めるため呼吸のコントロールができないと食べることが難しくなります。
話す:人とコミュニケーションをする際、会話は必要不可欠なものです。会話するときに必要となってくるのが舌・ほほ・唇の運動機能です。話すことは食べること・呼吸することの訓練にもなります。
呼吸する:体内に酸素を取り込むために必要な呼吸ですが、食事をする際にも大事な役割を持っています。食道と気道の分岐点には「ふた」があります。そのふたを開け閉めすることで気管内に空気以外のものが入るのを防いでいます。飲み込む時にはしっかりと息を止めないと「ふた」が閉らず誤嚥につながります。
表情を作る:家族や友人との楽しい会話には「嬉しさ」や「楽しさ」を伝え合う、表情が欠かせません。表情は、ほほや唇などの口周りの筋肉がスムーズに動かなくては作れません。いい表情が作れる人はいつまでも若々しく、気持ちも前向きになります。
4つの機能を維持するために不可欠なのが、唾液の分泌が十分であることです。唾液が十分に分泌されず口腔内が乾燥すると口腔内の清潔が保ちにくく、口腔粘膜が傷みやすくなります。
2月からAction+では口腔機能向上訓練にも取り組み始めました。
Action+はリハビリデイサービスですので、口腔清潔重視の口腔ケアではなく、あくまでも口腔機能のリハビリです。月に2回(要支援のかたは1回)ODK・RSSTなどの評価、待ち時間を利用しての口腔機能訓練を行なっています。ただし、加算が発生することですので利用者全員ではなく希望選択制をとっています。
