Devilman scripts―『デビルマン』シナリオセレクション
「デビルマン」は僕が最も好きなキャラクターである。
あまりに好きすぎて語ることは出来ないのだがw、
永井豪の漫画もテレビアニメ版も同じぐらい愛している。
「デビルマンが好き」という人は大概両方好きで、
「パンツをはいたテレビアニメ版はちょっと…」という輩は
アニメ版をちゃんと見ていない人だろう。
主人公やヒロインなどの基本設定だけを合わせて
漫画とテレビアニメは別々の展開を見せるのだが、
人類を守るという使命から、最後はヒロインだけを守ろうとする漫画版、
ヒロインを守るために仲間を裏切るが、やがては人の世を守ろうとする
テレビアニメ版は「ポジ」と「ネガ」の関係を見るようで面白い。
さらには偶然にも「神と悪魔の戦い」で最後を迎えるところが
この作品の特異性をあらわしている。
テレビアニメ版の面白さはメインライターの「辻 真先」という人の
才能によるところが大きい。
永井豪の漫画版、辻真先のテレビ版と言って過言ではない。
写真の本は10年ほど前に発売されたシナリオ集である。
これを取り上げたのは昨日の「タイマニック」に続いて
「アバター」つながりである。
「アバター」で主人公はその惑星の住人を懐柔するために
受任たちの姿になり接触を図るのだが、
族長の娘に情が移ってしまい、地球人と戦うことになる。
テレビ版デビルマンはデーモン族が地球を支配するために
尖兵として人間界に送り込まれるのだが、
ヒロイン「牧村美樹」にひとめ惚れしてしまい、仲間を裏切るのである。
出張先で女が出来て戻ってこない駄目社員のようなものである。
これは辻氏がNHK社員だった頃に仕事を優先し、
恋人と会う時間を作らなかったことに対する後悔の念があることが
根底にあるかもしれないと本には書いてあった。
「アバター」を観にいって「タイマニック」と「デビルマン」を
思い出さずにはいられなかった。
あと「もののけ姫」みたいなとこもあったりなw
キャメロンが悪いわけでなく、まったく新しい話を創造することは難しく、
既存のものをいかに組み合わせて新しく見せるかなのである。
今回は良くあるお話に立体映像を組み合わせて、新しく見せたってことかw