今年は恐竜や古代生物が熱い

ずっと楽しみにしていた映画「ジュラシックワールド」

ストーリーや設定とかでごちゃごちゃ言われていますが、恐竜好きとしては文句なしに見応えのある映画でした

恐竜が動く姿は当然CGでないと見れませんが、だいたいテレビや博物館での再現映像なので、映像のクオリティも尺も満足するに至りません

しかしジュラシックワールドでは超ハイクオリティの恐竜たちがこれでもかってぐらい暴れまくるので、これだけでもう感無量なのです

テレビで放映していた初代作「ジュラシックパーク」も２２年も前とは思えないクオリティ

そして恐竜少年だったあのころから２２年も経ったことの驚きと切なさ（笑）

そして各地で行われている恐竜展や特別展

幕張メッセで開催中のメガ恐竜展２０１５

この夏、大注目の恐竜展で朝から長蛇の列と人混みです

首と尾の長い竜脚類にスポットを当て、地球史上類を見ない巨大さにスポットを当てた内容です

いきなりブラキオサウルスがお出迎え

ジュラ紀のスター恐竜アロサウルス、ステゴサウルス、ディプロドクスの揃いは必見

今回の目玉展示は日本初公開のヨーロッパ最大の恐竜トゥリアサウルス

他にも定番のティラノサウルスやマンモス、古代のクジラ、バシロサウルスなど恐竜以外の巨大古代生物もたくさん展示されています

あと大人恐竜ファンにはお馴染みの恐竜ブロントサウルス。

昔は恐竜好きなら知らないものはいないスター恐竜の１つでしたが、実はアパトサウルスと同じ種だったとして、同種と判断された場合は先についた名前を優先するというルールのもとブロントサウルスの名は図鑑からも消えてしまいました・・・

しかし

今年４月に最新研究結果から、やっぱりアパトサウルスとは違う種だという研究結果が発表され、ブロントサウルス堂々の復活となりました

最新の説な為、まだ世界的に見解が一致してるわけではなさそうですが、メガ恐竜展２０１５ではその説が取り入れられているので至る所でブロントサウルスの名を目にすることができます

おかえりなさいブロントサウルス

そしてこちらも熱いです国立科学博物館で開催中の特別展生命大躍進

こちらは恐竜だけでなく、生命史４０億年の過程にスポットを当てていて、恐竜が誕生する遥か以前と以後の生物もピックアップされているのが魅力で国内初展示の化石もたくさん

我々ヒトを含む脊椎動物の祖先ピカイア

カンブリア紀最大最強の捕食者アノマロカリス

最初は頭部、口、胴体と別々の生物だと思われていて、発見から１００年ぐらいたってようやくその姿が分かってきた生物です

魚の時代デボン紀の覇者、巨大魚のダンクルオステウス

2009年に論文発表されて一躍有名になったイーダ(ダーウィニウス・マシラエ)

4700万年前にもかかわらず、全身の95%が残り、胃の内容物まで残る奇跡の霊長類化石

もちろん国内初展示なので必見

常設展もリニューアルしたばかりで1Fは大リニューアル

映像を使った近代的な展示

真ん中に展示されてるアロサウルスは国立科学博物館で1964年に展示された日本初の恐竜骨格で頭以外はほぼ実物の貴重で歴史ある物です

B1の恐竜をメインで展示してるエリアは化石の展示形式を新しい学説を参考に再現

ティラノサウルスのお座り状態や、トリケラトプスの足の形などが新しくなってます

常設展は他にもリニューアルしましたが、なくなってしまった前の展示が懐かしくもなったりしました

ざっくり紹介しましたがまだまだ紹介したりない見所満載

恐竜展は8月末までで、日によっては化石プレゼントの日もあってかなり熱いのですが、夏休みもあってどちらもかなり混雑するのでその覚悟は必要です

この夏は是非、恐竜や古代生物たちに触れてみてはいかがでしょう

そして自分は仕事で初海外、シンガポールへ向けて出発します

仕事は怪我なく最高のパフォーマンスを発揮しつつ、初海外の地を満喫してきたいと思います

太古のパワーと初海外