里見八犬伝開幕と葛西臨海水族園 ミツクリザメ編
里見八犬伝の東京公演の幕が開きました
かなりバタバタした中での初日でしたが無事に終わり、数日経って落ち着いてきました
かなり残虐非道なやつですが、激しいアクションとキャラクターで全力で暴れております
楽屋の鏡前にはドラゴンボールフィギュアやティファールポットのコーヒーセットを設置するなど自宅化しております(笑)
ミュージカルピーターパンに出演したときに応援してくれている子供たちから手紙と絵が届き、飾っています
自分の絵はもちろん、深海生物や翼竜など自分が好きなマニアックな生物も描いてくれました
里見八犬伝も観に来ていただけるようなのですが心配なのが、ピーターパンの時の勇ましい正義の味方インディアンを気に入って応援してくれているのですが、本当に今回の「痴平」という役はゲス野郎なので、子供たちに幻滅されたり悪影響を与えないか不安です
そして今日は休演日だったので行ってきました葛西臨海水族園
実は先月にも行ったばかりなのですが、今回再び行った目的はミツクリザメです
こいつは超希少な深海鮫で、テレビなどにも取り上げられて知ってる方も多いと思います
英名のゴブリンシャークから悪魔のサメとも呼ばれ、捕食時に大きく飛び出る口が不気味なことからそう呼ばれます
その口が飛び出た姿を実際に見ることは困難ですが、全国各地の水族館のはく製などでその姿を見ることができます
このはく製は新江ノ島水族館ですが、都内ではしながわ水族館でも展示されています
ちなみに和名のミツクリとは発見者の1人、帝国大学の箕作佳吉(みつくりかきち)さんの名前からきています。
昨年、八景島シーパラダイスで奇跡的に11匹が展示されましたがたった4日で全滅
今回ほぼ同時期に静岡のあわしまマリンパークでも緊急展示されましたが6日ほどで死亡
それほど飼育が困難なうえに、見つかることも少ない幻のサメなんです
しかし今回葛西に搬入された個体は状態がよく、同館の最長記録2週間を超える長期飼育が期待されます
1日も長く飼育されて、生態の解明と飼育技術の向上につながりますように
さーて今日は貴重なミツクリザメを見て元気出たし、明日の公演も頑張ります