サンシャイン水族館 へんないきもの展 前編
サンシャイン水族館で開催中のへんないきもの展の紹介をしようと思ってたら気づけば開催期間も残り2週間
ようやく重い腰をあげて展示生物の紹介です
まずはモンハナシャコ
人気漫画「テラフォーマーズ」を愛読されてる方はマーズ・ランキング8位に位置する生物といえば分かるかと思います(笑)
その異形はもちろんですが、驚くべき能力を2つ備えています
それは「視力」
人間が見える可視領域に加え、紫外線、赤外線、電波が見えるらしいうえに、人間には3色分しかない色覚がシャコは12色
さらに現在知られている生物のなかでシャコだけがデジタル技術に使用される円偏光まで見えているという、表現に困るほどの異常な視力を持っています
それに加えてもう1つの能力「パンチ力」
水中で秒速23メートルの速度で前二本の補脚から繰り出す一撃は水槽のガラスを割り、人間の指の骨を折り、22口径の拳銃と同じ威力があると言われるまさにスーパーバトル生物なのです
そのパンチの様子は実際に見ることは難しいのですが、へんないきもの展ではパンチを繰り出す映像も見れますので要チェックです
お気に入り生物なのでいきなり解説が長くなってしまった
お次はシンプルにいきます。コモンカスベ
エイの仲間です
裏面がウルトラマンにでてくる宇宙人みたいです。ただそれだけ。
続いてマルソデカラッパ
ずんぐりした体型と顔を隠すハサミが恥ずかしがり屋のように見えるカニの仲間です
パッと見ただのシャイボーイですが、その大きなハサミで巻貝を缶切りのように回して破壊する荒業の持ち主です
こちらの技も映像で見ることができるので必見です
「へんないきもの」の表紙を飾り、一躍有名になったへんなやつです(笑)
その体型、角、たらこ唇、海底を歩く姿など突っ込みどころ満載です
鼻の下から出る鼻くそのようなものは疑似餌なのですが、魚をおびき寄せる疑似餌としての効力はなく、何の役にもたたないらしいです(笑)
動きも遅いし、よくもまぁ自然界で生き残ってこれたなと不思議に思います
最後はウミグモ
名前の通りクモに似てますが、クモとはなんの縁もない生物です
驚くべきは消化器官などの内蔵は体に入りきらず、なんと足の中に収まっています
とっても収納上手なへんなやつです
今日はこの辺で
へんないきもの展は今月25日まで開催してますので是非、生でその感動を味わってください