滝沢歌舞伎と今年の俺
先日、新橋演舞場で上演中の滝沢歌舞伎2014を観てきました
実はこの作品、自分は2008年から昨年まで毎年参加し続け、自分のスタントマン、アクション俳優人生の中で欠かせないかけがえのない作品なのです
今年は念願の博多座公演もあり、参加したい気持ちは人一倍あったのですが、いろいろと考えた結果、同時期に別の大きな舞台があり今年はそちらに参加することとなりました。
同じ舞台に続けて参加できるありがたみと思い入れは大事ですが、それと同時に楽な居場所であり多少なりとも甘えが生じる原因でもあると感じてはいました。
今の自分にとって大きな経験値となるのは新天地だと思い、断腸の思いで新たな選択をしました。
当初は後悔の気持ちも大きかったのですが、新たな作品や環境の中で、自分が今までやってきたやり方や技が通用すると感じたことが一番の収穫であり、自分の選択は間違っていなかったと実感しました。
その経験を経てからの滝沢歌舞伎を客観的に観れることこそが自分にとって最大の経験なのだなと思うと感慨深いものがありました。
作品の感想となるとここでは書ききれないし、立ち場上書けないことも多いので語りません。
ただこの素晴らしい作品に長く携わらせていただき成長させてもらったことが本当に幸せだったと感じました。
久々に会ったキャストやスタッフの方々は裏切り者と罵りながらも暖かく迎えてくれて嬉しかったです(笑)
長年やってきた先輩が抜けた中で頑張ってる後輩たちとは終演後に朝まで語り合いました
最後までみんなが無事で千秋楽をむかえられますように
今年の目標は「新規開拓と挑戦」
できるだけ既存の環境に縛られず、新たな世界を模索していこうと思います