弾丸一人旅 愛媛県立とべ動物園 前編
風呂上がりにエアコンつけたままうたた寝してしまって風邪ひいて寝込んでますが、弾丸一人旅の二日目に行った愛媛県立とべ動物園の紹介しちゃいます
前身は1948年に開園した愛媛県立道後動物園でしたが、温泉街や住宅地に建てられていたため、騒音や悪臭に対する苦情、敷地の都合上施設の整備・拡張が難しいなどの理由から1988年に現在地に移転し、愛媛県立とべ動物園として開園しました
四国では最大の動物園で、西日本としても有数の動物園です
シンボルマークに絶滅種ニホンカワウソを使用しているのは、前身の愛媛県立道後動物園で全国で唯一ニホンカワウソを飼育していたためで、園内のこども動物センターで貴重な剥製が展示されています
およそ170種1000点の動物が飼育展示されていて、生息域や分類によって10のエリアに分けられているのが特徴で、素晴らしい見所がたくさんあります
霊長類やネコ科の猛獣が多く展示されているのも特徴なのでまずはその辺から紹介します
まずはスマトラオランウータン
オスだけに見られる特徴の顔の肉襞(フランジ)が目立ちます
12時から一日一回見られる綱渡りは必見です
続いて名前の通りマントのような立派なタテガミを持つマントヒヒ
国内ではあまり見ることのない珍しいサルです
大人は真っ黒な体にモヒカンヘアーのいかつい姿ですが子供はまだ可愛らしい姿です(笑)
室内展示場での展示なのでお見逃しのなきよう
まだまだたくさんの霊長類がいますが、続いては自分の好きなネコ科の猛獣たちです
2008年にリニューアルしたヒョウ舎は立体的で、いろんな角度から観察できるし、エサの時間の時には高い運動能力を間近で見ることができます
ちなみにヒョウとクロヒョウは別種ではなく色の変異があるだけで同じ種です
黒い色の中にちゃんとヒョウ柄の模様があります
飼育員さんのガイドタイムの時に黒い毛皮を見せてくれるので手に触って観察できます
続いてジャガー
アメリカ大陸最大最強のネコ類で、ネコ科の中ではトラ、ライオンに次いで3番目に大きいんです
こっちに向かって歩いてくる様は迫力満点
お次はベンガルトラ
こんなに大きくてもネコのような仕草(笑)
とべ動物園ではベンガルトラの白変種であるホワイトタイガーも飼育展示されているので必見です
トラはネコ科では珍しく水浴びが大好き
ついでに水浴びしていた他の動物たちも紹介します
マレーバク
もう暑くてしょうがないって顔してますね(笑)
続いてカバ
2011年に生まれた子供のカバが親子仲良く泳いでます
ちなみにここのカバは大事件を起こしたことで有名です
1歳で海外から日本に来た時に検疫所から逃げ出し、3日間横浜の運河に潜んでいたそうです(笑)
その後、陸で寝ているところを捕獲され無事に動物園に搬入されました
アフリカ最大のリクガメで、爬虫類館では散歩をしていることがあるので実際に触ることができます
ここの爬虫類館「スネークハウス」はたくさんの爬虫類や夜行性動物が飼育展示されていて、イベントも豊富
ワニの餌やりや、ヘビにさわったりできますが、日にちや時間が決まっているので来園前に調べていくのをお勧めします
自分のお気に入りはイリエワニ
ワニの中でも最大級の種で、大きくなれば7メートルにもなり、人喰いワニとしても有名です
ここの個体はまだ若く小さいのですが、その分活発でよく動きます
今後どんどん大きく育ってほしいです
アフリカ最大のヘビで、大きくなれば7メートルにもなり、現地では人間が食べられた記録もあり、つい最近ではカナダのペットショップから逃げ出した個体が男児2人を絞め殺した事件もありました
とべ動物園では国内で初めて繁殖に成功し、1993年には人工繁殖、1994年には自然繁殖に成功しています
長くなりましたが前偏はこんなところで
後編ではとべ動物園1番の人気者と、今回自分がわざわざ遠出してまで行った目的の動物を中心に紹介します