休演日5と恐竜王国2012 物申す編
今日は最後の休演日
体もバキバキなので、もう出かけることは最初から諦めていたので、DVDをレンタルして家でまったり過ごそうと思ったのですが、駅前のレンタル屋が潰れてしまっていて計画は台無し
結局5回の休演日を全て有意義に過ごせませんでした
こうなったら舞台が終わってから思う存分はっちゃけようと思います
東武動物公園はホワイトタイガーの赤ちゃんの展示も始まったし、富士サファリはアジアゾウの親子の展示やナイトサファリも始まったし、去年リニューアルオープンしたiZooにも行きたいし
それを楽しみに残り5日の8公演を全力で無事に終われるように頑張ります
そして次の紹介はまた恐竜で、とっても今更で時期遅れとなりますが恐竜王国2012編です
昨年2012年7月21日から9月23日まで幕張メッセで開幕したかなり大規模の恐竜博で、定番のスター恐竜はもちろん、最新の学説や世界初展示の物もあり、見所満載
今後、各見所を順次紹介していきます
肉食と草食のVS仕様のラインナップがかっこいいです
左のアロサウルスVSステゴサウルスは尾のトゲが突き刺さる再現
右はティランノサウルスVSトリケラトプス
今回の恐竜王国の最大のテーマである大型ティランノサウルス類も羽毛を持っていた可能性があるという最新の学説から、フィギュアのティランノサウルスにも羽毛が再現されています
近年、中国から次々に貴重な化石や新種の恐竜が見つかっていて、恐竜王国の目玉展示にも含まれています
左はアジアで初めて発見された大型角竜のシノケラトプス
右はアジア最大級のティランノサウルスの仲間ズケンティランヌス
そして真ん中のユティランヌスこそ今回の恐竜王国最大の見所で世界初公開
大型のティランノサウルス類でありながら羽毛が確認された話題の恐竜です
フィギュアではシークレット扱いなので少し手に入りにくいレアな存在です
展示標本と合わせて今後紹介してきます
そして本格的に紹介する前に今回の恐竜王国2012について1つ苦言を呈します
それは恐竜の名前の表記です
さっきのフィギュアの紹介を読めば違和感を感じる人もいると思いますが、問題はティラノサウルスの名前です。
ティラノサウルスは誰でも知っている恐竜ですが恐竜王国2012ではティランノサウルスと表記されます。
恐竜の名はラテン語でつけられるのですが、アルファベット表記なので英語圏、フランス圏、ドイツ圏などによって発音が異なります。
昔はなんとかザウルスと呼ばれていたのはドイツ語読みが主流だったためで近年はサウルスという英語読みが主流になりました。
ティラノサウルスはTyrannosaurusと表記されるので、英語発音だとティランノサウルスと呼ぶのが正しいという研究者もいて統一されていないんです。
どちらも間違いではないので研究者がどう呼ぼうが関係ないのですが、自分が言いたいのは子供たちのことを考えてほしいってことです。
どういうことかというと、自分も恐竜少年だったんで恐竜少年の気持ちはわかるつもりなんですが、名前ってやっぱり重要で正確に覚えてることが大事だったりするんです。
それが統一されていないと子供たちの間でも派閥や喧嘩や混乱がおきるわけですよ。
ティラノサウルスほどのスター恐竜で名前も主流になっていればなおさらです。
「ティランノサウルス?お前間違ってるよ。ティラノサウルスでしょ。どの図鑑にもそう載ってるし」
「あれ?ティラノサウルスとティランノサウルスは別の生き物なのかな?」
「この図鑑間違ってる・・・。ティラノサウルスにンはつかないよー」
必ずこのような混乱が少年たちの間で起きていると思います。
実際自分は少年時代、プテラノドンがPの発音を発しないテラノドンという表記の図鑑を見て困惑した経験があります。
せめて図鑑に注釈としてそういった発音や表記についての解釈があればいいのですが、こんな専門的なことはまず書かれません。
今回の恐竜王国2012は子供向けのコーナーやイベントも多いだけに、会場やパンフレットにそういった注釈や説明の気遣いがなかったことが残念でした。
むしろティランノサウルスという呼び方がさも当然かのような堂々さが不快に感じました。
先程も言いましたが呼び方が間違っているわけではないので自分の怒りは筋違いかとも思うのですが、明らかにティラノサウルスの呼び方の主流さを分かっていながらの少数派の表記がどうも
国内の恐竜学が発展していく今、研究者の発言や図鑑の表記や再現図などの見解の違いが混乱を招かないように気をつけてほしいと思います。
ちなみに今回の恐竜王国2012の紹介にあたっては、先ほどのフィギュア紹介の時のように恐竜王国2012での表記に従って紹介します。
愚痴っぽい内容になってしまいました
さーて明日から滝沢演舞城ラストスパート頑張ります