スッポンといしかわ動物園 FINAL
スッポンについてなのですが、カメのスッポンじゃないです
トイレのやつです
先日トイレットペーパーを切らしたので、普通のティッシュを使用したら詰まってしまいました
久々に味わう絶望感
トイレットペーパー以外の紙は詰まるというのは本当でした
どうしたらいいのかわからなかったのですが、とりあえずトイレのスッポンしか思い当たらなかったので100均に買いに行きました
こんな原始的な道具に効果があるとは思えなかったのですが、ダメ元で使用したらすぐに詰まりがなくなりました
すごいぜスッポン
もうトイレでトイレットペーパー以外の紙は使いません
そして今日は長引いているいしかわ動物園の紹介もラストです
まずはコビトカバ
いしかわ動物園では世界で2番目の高齢のカバがいたのですが2010年に死亡してしまいました
現在カバの池の施設にはオランダの動物園からやってきたコビトカバがいます
ジャイアントパンダ、オカピと並ぶ世界三大珍獣の1種で、国内でも飼育展示は少なく、上野動物園、名古屋市東山動植物園、和歌山のアドベンチャーワールドの3園だけでしたが、いしかわ動物園が4園目となり、日本海側の動物園としては初です
名前の通り小型のカバで、大きいカバが主に水中で生息するのに対し、こいつは陸上で生活することが多いです
普通のカバと見比べてみるのも面白いです
続いてスリカータ(ミーアキャット)
スリカータと言われたらピンとこないと思いますがミーアキャットのことです
いしかわ動物園では馴染みのある和名、英名のミーアキャットではなく学名のスリカータと表記されています
群れで生活していて警戒心が強く、よく立ち上がって周囲や上空を見渡します
スリカータが好きな方は2009年に上映されたドキュメンタリー映画「ミーアキャット」を観ることをお勧めします
次はスバールバルライチョウ
2011年にできたばかりのライチョウの峰では寒い高山の環境をイメージして屋内は気温は低く、小雪がちらつく演出があり、暑い夏に入ると癒されます
ライチョウは国内で飼育展示されたのは最近で、いしかわ動物園は5ヶ所目の飼育地として上野動物園からライチョウを譲り受けました
スバールバルライチョウはノルウェーに生息していて、ライチョウの仲間では最も北方に生息していて体も大型です
季節により羽毛の色が茶褐色から白色に変わるのが特徴で、写真の個体は換羽の合間
季節によって姿が変わるのでいつ来ても楽しめます
ちなみに日本の特別天然記念物に指定されているニホンライチョウは温暖化の影響で年々数を減らし絶滅危惧種に指定されています
まずはスバールバルライチョウで飼育繁殖技術を確立して、ニホンライチョウの保全に役立つように取り組みを始めています
早速繁殖に成功し、ヒナも見ることができるので今後の発展に期待です
続いてトキ
・・・といっても紹介編でも触れたように実際に見ることはできません
動物学習センターのモニターで、非公開施設の個体を見ることができます
貴重な資料、剥製などからトキの歴史や保全活動について学ぶことができます
昨年も繁殖個体が野生復帰しているのでライチョウと同じく今後の発展にも期待です
どんどん行きますミミキジ
クチバシのあたりから生える白い羽が耳のように見えることが名前の由来です
耳というより海賊白ひげのように立派なヒゲにも見えます
キジの仲間はオスが派手な色をしていることが多いのですが、こいつは珍しく雌雄が同色同型です
動物園では時期によってイベントや特別展が催されていることが多いのですが、いしかわ動物園でもやってました
カメについての特別展で、普段はなかなか見れないカメの甲羅の骨格やいろんな個体の標本が見れました
リクガメの赤ちゃんもいい面構え
カメの判別についてはまだまだ未熟でこいつがケヅメリクガメかヒョウモンガメかがわかりません
赤ちゃんだとまた判別が難しいです
イベントでは普段見れないような資料などが見れるチャンスなので、事前に調べてから行くとまた一段と楽しめます
ラストは郷土の水辺の施設からアズマヒキガエル
ニホンヒキガエルの亜種で、名前の通り東日本に生息しています
別名ガマガエルとも言われていて、耳の後ろから白い毒液を出すことで有名です
個体によって大きさの差が激しく、繁殖期にオスがメスを奪い合う戦いはかなり激しいらしく、蛙合戦と呼ばれます
一度実際に見てみたいなぁ
まだまだたくさんの動物がいますがとりあえずこんな感じです
地理的になかなか行く機会がないかもしれませんが、とても環境のいい動物園なのでお勧めです
次は冬の時期にも行けたらなぁと思います