花粉症といしかわ動物園 サル編
今年も花粉症の季節がやってきました
最近鼻の調子も悪く目も痒くなってきました
これがなければ春は最高の季節なのに
しかも今年は早い到来で量も多いとか
薬は飲みたくないし、通院するヒマもないので何かいい乗り越え方がないか毎年悩んでます
今日もいしかわ動物園の紹介で、主に霊長目のサルの仲間たちを紹介します
まずはシロテテナガザル
テナガザルの仲間では一番ポピュラーな種で、東南アジアに生息してます
名前の通り、白い手先と樹上生活に適応した長い両腕が特徴です
ブラキエーションという移動方法で木から木へと軽快に移動する姿には驚きます
ブラキエーションはわかりやすく説明すると、遊具の「雲梯(うんてい)」で遊ぶように、手でぶら下がり振り子の反動を使う移動方法です
体色は白系統から黒までいろんな個体がいますが、性別や年齢は関係なく、大きさも性差はほとんどありません
またとても大きな声で吠えることも特徴で、威嚇やコミュニケーションに使用します
今回いしかわ動物園では大きな声で吠える様子を観察できました
音声は伝えられませんが、吠えてる時の顔を撮ることができました
続いてワタボウシタマリン
小型のサル「タマリン」の仲間で、名前の通り綿帽子のような頭の白い毛が特徴です
樹上で群れで生活し、好奇心も旺盛なので動物園では近寄ってくるのもしばしば
こんな近くで撮影できました
しかし野生ではかなり数を減らしているらしく、1000頭以下とも言われ、最も絶滅の危機に瀕する霊長目の1種とされています
続いてチンパンジー
サルの仲間でヒトに一番近く、遺伝子の98%以上が同じといわれています
いしかわ動物園では繁殖にも成功しているし、国内におよそ140頭飼育されているチンパンジーのなかで3番目に長生きしている個体もいます
ガラス越しにこんな近くまで寄ってきました(笑)
本日ラストはボルネオオランウータン
こんなに近くで撮れたのには理由があります
室内展示場のガラスの前で座っているとメスのオランウータンが近寄ってきました
場所を変えて違うガラスの前に座るとなんとついてきたんです(笑)
その後も何回場所を変えてもついてくるし、エサの時間になってもエサを自分の側まで持ってきてそこで食べ始めました
ガラスに手を合わせるとオランウータンも手を合わせるし、驚きと楽しさで1時間以上遊んでいました
一緒に記念撮影(笑)
通りすがる来園者さんもびっくりしていたし、子供にはどうやったらオランウータンと友達になれるか聞かれたりして戸惑いました
それをきっかけにとあるご家族の来園者さんが話しかけてくれて仲良くなり、なんと翌日のピーターパン金沢公演を観に来てくださいました
自分の動物園ライフ史上で一番驚いた出来事で、2012年夏の思い出の1つです
楽しい思い出ができた動物園なので、いつかまた必ず足を運びたい動物園です