五右衛門ロックⅢと天王寺動物園 肉食編
今日は驚きの積雪の中、渋谷のヒカリヘの中にあるシアターオーブで上演中の劇団☆新感線「五右衛門ロックⅢ」を観てきました
新しい劇場で、ステージも想像以上にワイドが広く驚きました
そのステージで繰り広げられるかっこいい音楽にテンポのいい芝居に、キレキレのアクション
上演時間は結構長めですが、本当に楽しくてあっという間でした
元うちの事務所の先輩たちや、ピーターパンの共演者の方々とも久々に会えてよかったです
あー俺も早く次の舞台やりたいよー
そして今日は天王寺動物園の肉食の動物たちをいくつか紹介します
まずはブチハイエナ
ハイエナ科の中で一番大きい種で、名前の通り体のブチ模様が特徴です
ハイエナといえば獲物を横取りするイメージが強いですが、実際には自分たちで狩りをすることがほとんどです
獲物を奪い合うときに人が笑うような声を出したり集団で執拗に狩りをすることから、昔から人間の中での印象が悪く不当な扱いを受けてきた動物です
しかしその能力はすばらしく、噛む力は非常に強くライオンを凌ぐおよそ450kg
野生動物ではワニについでナンバー2です
消化能力も優れているため他の動物が消化できない骨だって消化できちゃいます
ハイエナが食事をしたあとは何も残らないためよく「サバンナの掃除屋」と呼ばれます
タイリクオオカミの亜種で別名チベットオオカミとも呼ばれます
オオカミとしては中型で、寒い高地に生息するため毛は密度が高く長めです
野生では6000頭ほどしかいないとされ、国内の動物園ではここ天王寺動物園だけでしか見ることができません
繁殖にも成功していて2009年に4頭の赤ちゃんが産まれています
体の模様が雲に似ているから「雲豹(ウンピョウ)」と呼ばれます
吠えることができない点はヤマネコに近いのですが、頭骨や歯はヒョウに近いので大型ネコとヤマネコの中間と考えられています
写真を見ると長い牙を持っているのがわかると思いますが、ウンピョウの牙は体のサイズに対する割合ではネコ科で最大です
環境破壊や毛皮と牙の乱獲のため、野生では数が減っていています
続いてアジアゴールデンキャット
中型のネコ科の1種で、動物学者の名前をとって別名テミンクネコとも呼ばれます
飼育が難しいらしく世界的にも動物園で飼育しているところは少なく、国内でも自分が知ってる限りでは群馬サファリパークと天王寺動物園の2園だけです
ヤマネコの仲間としては妊娠期間が95日と大変長く、ネコ科としても珍しくつがいで狩りを行うことでも知られる変わったネコです
今日はどんどんいきます次はピューマ
ヤマネコの仲間では最大で、別名アメリカライオンやクーガーとも呼ばれます
適応力が高く、平地の森林から高山地帯、半砂漠地帯や湿地などアメリカ大陸の様々な環境で生息しています
また跳躍力に優れることでも有名で5メートルぐらいの気に垂直に飛び乗れるほどです
同じアメリカ大陸に生息するジャガー
アメリカ大陸に生息する唯一のヒョウ属で南米では最強の動物です
ネコ科で見ても大きさはトラ、ライオンに次ぐナンバー3
ワニや大蛇を狩ることもあり、他のネコ科の動物よりも打撃の攻撃に優れていて狩りは一撃必殺
ジャガーの名は現地では「一跳びで獲物を殺す猛獣」との意味が込められているのもかっこいい
です
最後はアムールトラ
トラの中でも最大の種で、ネコ科すべての動物の中でも最大です
野生では数百頭ほどしかいないとされ絶滅が心配されますが、国内の動物園では多くの園で見ることができ、繁殖に力を入れています
ネコ科では珍しく泳ぎが得意で水辺を好み、暑いときは写真のように水浴びをしている様子が観察できます
今日はたくさん紹介しましたが、これでも一部
天王寺動物園にはまだまだたくさんの肉食動物がいます
次回はまた違ったタイプの動物たちを紹介します