注目の深海生物 | 中野高志のWILD LIFE

注目の深海生物

最近、深海生物のニュースが熱いですメラメラ



三重県の鳥羽水族館で飼育展示されているダイオウグソクムシが全く餌を食べない絶食状態がなんと5年目に突入したとのことえっ



絶食の理由と、なぜ生き続けることができるかは不明で、深海生物の生態の謎を物語ってます叫び



ダイオウグソクムシは深海に生息する世界最大のダンゴムシの仲間で、大きさは30cm以上にもなりますえっ

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この写真は沼津港深海水族館の個体です。



今回話題となった鳥羽水族館は個人的にかなり好きな水族館で、なかなか行く機会がないものの、情報誌を定期購読しています音譜



いつか詳しく紹介したいと思いますメラメラ



そしてもう一つのニュースは深海でのダイオウイカの映像撮影に成功し、13日(日)21:00からNHKで放映されますクラッカー



世間では全てが初のように思われていますが「深海での姿を動画でとらえた」ということが初ということですシラー



自分が知ってる範囲ですが、2002年から本格的な調査が始まり、2004年に深海で静止画の画像でその姿が記録されました。



2006年には生きている姿の撮影に成功しましたが、研究グループが釣り上げたもので撮影場所は海面でした。



なので深海での映像は自分も初見なので楽しみにしています音譜



ダイオウイカはご存知の通り世界最大級のイカの仲間で、深海に生息するためその生態は謎に包まれていますあせる



外見の特徴は獲物を捉えるための「触腕」という2本の長い腕や、現生の生物で最大級の眼球を持つことが有名ですグッド!



沖縄や鳥取でその標本を見ることができますが、上野の国立科学博物館でも見ることができます音譜

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ちなみに2002年からの調査や今回の初撮影も国立科学博物館の博士が携わっていますニコニコ



10年以上も未知の生物を追い求めるってかっこいいですねメラメラ



今後更に詳しい生態が解明されることを楽しみにしていますニコニコ