真・桃太郎伝説と京都市動物園 爬虫類編
今日は劇団BRATS「真・桃太郎伝説」を観て来ました
出演者のほとんどが知人で、元JAEの先輩、後輩、同期たちが頑張っていてとても刺激になりました
自分も負けないように舞台の稽古頑張ろうと思います
そして今日も京都市動物園の紹介で、爬虫類を中心に紹介します
まずはアカアシガメ
名前の通り赤い斑点模様の足が特徴のリクガメです
毎年、産卵用の砂場に産卵していて、卵は掘り出して人工的に孵化させているようです
次はヒガシアオジタトカゲなのですがこんなユニークな状態で発見しました(笑)
爬虫類はじっとしていることが多く、観察しにくい位置にいると全く見えなかったりもするんですが、逆に見やすい位置や、面白いポーズをしているときはじっくり観察できるので爬虫類を見るときの楽しみの1つです
続いてニシアフリカコガタワニ
凶悪な顔をしたワニも真正面から見ると印象も変わります(笑)
ワニはクロコダイル科、アリゲーター科、ガビアル科に分けられますが、こいつはクロコダイル科の中でも原始的な種で、口吻が短いのが特徴です
ワニの仲間では珍しく夜行性で、ニシアフリカコビトワニとも呼ばれます
次はクチヒロカイマン
じっとしていることが多いワニですが、こいつは運よく泳ぎまわってました
鋭い目つきもアップで見れました
こいつはアリゲーター科に属するワニで、名前の通り幅の広い口吻が特徴です
自分はワニがお気に入り動物の1つなので、クロコダイル科とアリゲーター科の見分け方などいつか詳しく紹介したいと思います
少しだけワニの魅力を語ると、ワニは恐竜が誕生した時代から現代まで生存し続け、恐竜が滅んだほどの大量絶滅も乗り越え、常に淡水域の生態ピラミッドの頂点に君臨しています
その形態も誕生以来ほとんど変わっておらず、水辺に生息する生物として変わる必要がない完成された生き物であることを物語っています
他にも強力な免疫能力、海水にすら対応できる環境適応能力、動物界最強の咬む力、爬虫類の中で一番高度に進化した心臓(哺乳類と同じ二心房二心室)、そして意外に子育が熱心などなど
ワニはとても素晴らしい動物なので、動物園で見た際はじっくり観察してください
最後に紹介するのは爬虫類から離れてアカショウビン
カワセミの仲間の中で自分が一番好きな種で、綺麗な赤い体とクチバシが特徴です
飼育展示している園も少なく、ここの個体も翼を失い救護され、自然に帰すことが出来なくなった個体です。
夏鳥として北海道から沖縄まで全国に渡来します
基本は魚やカエルが主食ですが、地域によって食性が違うのが面白いです
京都市動物園編は一旦終了しますが、京都編はまだ続きます
次回からは今年オープンしたばかりの水族館の紹介です