2×4と野毛山動物園の動物たち
ドリームボーイズも中盤戦に差し掛かりましたが、ついに明日から2回公演が4日連続です
だいたい舞台は2回公演が3日続けば大変だなぁって感じですが、それを超える4日連続です
怪我やトラブルに気をつけて集中して挑みます
そして今日からは野毛山動物園の紹介です
以前アップした紹介編
http://ameblo.jp/action-zoo/entry-11255171493.html
今日は展示動物をピックアップして紹介します
まずは園内に入ってすぐのバードケージにいるクロツラヘラサギ
サギの名前がついてますが、トキの仲間です
名前の「ヘラ」のとおり、ヘラ状のクチバシが特徴です
日本でも九州や沖縄に毎年越冬が確認されてますが、野生の生息数はたったの1500羽ほど
そのため飼育している動物園も少なく、世界でも日本のみで野毛山を含む5園ほどです
次も園内に入ってすぐの場所にいるレッサーパンダ
動物園では人気のある動物ですが、寝ている時間が多くて活発な姿が見れないことが多いのですが、エサの時間を狙えばこんなかわいらしい姿を観察できます
写真では器用にタケをつかむ様子が確認できます
レッサーパンダは腸が短いため食物を十分に消化吸収せずに排泄するので、その分たくさん食べなければなりません
1日におよそ体重の5分の1の量を食べるそうです
レッサーパンダは人気があるので、展示されている動物園ならだいたいエサやりイベントが開催されているので来園の際は是非チェックしてください
続いてアビシニアコロブス
動物園ならではの緊張感のまったくない寝姿です(笑)
黒と白のツートンカラーと白くて長い尻尾が特徴です
主食は木の葉で、サクラ、クワ、ニセアカシアが三大好物らしいです
種類や枯れ具合など好みがはっきりしているらしく、飼育員さんは飽きないエサの与え方を考えるのに大変だそうです
最後にカグー
こいつは地上性の飛べない鳥で、ニューカレドニア島に生息しています
横浜市では1989年に市制100周年を記念してニューカレドニア南部領土政府から1ペアのカグーが寄贈されて繁殖にも成功しています
国内では野毛山動物園だけしか見ることができない貴重な鳥です(ズーラシアの一般非公開エリアの繁殖センターにもいますが展示はされていません)
飛ぶことができませんが走るのは結構早く、ちょっと走っては止まるを繰り返す落ち着きのない動きが面白いです
野生では生息数を減らし絶滅が心配されますがその理由として・・・
ニューカレドニア島はカグーにとって外敵が少ない環境だったので逃げる必要がなくなり、二次的に飛ぶ力をなくしました。
その後に人間が島に移住してイヌやネコ、ブタなどの家畜が野生化してしまい飛べなくなったカグーたちが襲われて数を急速に減らしました
しかもカグーは1年に1つしか卵を産まない繁殖力の低さもあって、数を増やしにくいんです
実際にこういったケースで絶滅に至った種もいます
幸いカグーは保護活動が進み、数を増やしつつあるようです
動物園での繁殖活動も重要となっています
最後にちょっと堅苦しくなりましたが今日はこのへんで