京都市動物園 紹介編
今日は京都市動物園を紹介します
1903年4月1日に国内で2番目に開園した歴史ある動物園です
地元では地名から「岡崎動物園」と呼ばれることもあります
展示動物もおよそ160種650点と豊富なうえに、園内の景観も良く琵琶湖疏水を眺めながら休憩できたり、四季の変化にも富んでいます
動物の繁殖にも力をいれていて、日本初の繁殖成功例がたくさんあります
ライオンやトラも京都市動物園が日本初の繁殖成功だし、特にニシローランドゴリラは昨年末に日本初の4世ゴリラが誕生したばかりです
ゴリラは国内の飼育頭数が20頭ほどしかいないので今後の繁殖にも期待です
2008年からは京都大学野生動物研究センター(WRC)との連携も始まり、園内でも研究の様子を見ることができます
特にチンパンジーやゴリラを始めとする霊長類の研究には目を見張るものがあり、展示エリアに置かれている研究資料や解説パネルにはとても貴重な研究レポートが記されています
歴史が古い動物園で施設も古い物もありますが「京都市動物園構想」の元、続々と新しい施設がオープンしています
動物とふれあうことで命の大切さを学ぶ「おとぎの国」、「新バク舎」、大型から小型のネコ科動物を通して生物の多様性を学ぶ「もうじゅうワールド」など訪れる度に変化があって楽しいです
現在も「アフリカの草原」エリアの工事が行われていて完成が楽しみです
他にも動物に関する書籍が6000冊もある動物図書館や、貴重な骨格標本や剥製、レプリカが展示してある標本室などもお勧めです
敷地面積は特に広いわけではないですが、動物の種類もバラエティに富んでいるし、新しい展示構想を実現していく様子は今後の発展にも期待が持てます
周囲には京都水族館をはじめ、京都市美術館、平安神宮、清水寺なども割りと近くにあるので京都観光の際には是非立ち寄ってみてください