雪とベルクマンの法則
今日は雪が降ってとっても寒かったです
寒さが苦手な自分としては困ったもの
明日も寒いみたいなのですでに気が重いです
寒さと疲労に負けずに土日の2回公演、気合で乗り切ります
そして今日は寒いことに関連づけて、前から度々動物ブログでも出てきた、とある法則について少し詳しく触れておこうと思います
それはベルクマンの法則です
ベルクマンの法則とは、哺乳類のような恒温動物では同じ種でも寒い地域に生息するものほど体が大きくなるというものです
たとえばニホンジカ。
九州の屋久島に生息するヤクシカに比べ、北海道のエゾシカは2倍ほどの大きさがあります
他にもヒグマだと、北海道のものは100kgほど、もっと寒いロシアだと200kg、更に寒いカナダの北極圏近くのコディアックヒグマだと300kgを超えます
ではなぜこのようなことが起こるのかというと体温保持が理由だとされています。
少し難しい話ですが、サイズが大きくなると体積あたりの表面積は少なくなるので外気温からの影響が減り、内部の熱が外に逃げにくいんです。
わかりすく例えると、茶碗に入れたお湯はすぐに冷めるけど、湯船の湯はなかなか冷めないのと同じ原理です
寒い地域の動物は大きくなることで体温を保ちやすく、環境に適応しているという訳です
他にも細かい理由や定義がありますが小難しくなるのでこんな感じにしておきます