姫路セントラルパーク ベアバレー、ウォーキングアベニュー編
今日の姫センレポートは、良く撮れた写真の多いウォーキングサファリ編です
まずはたくさんのエゾヒグマが展示されているベアバレー
前屈ストレッチの形をとったり見てて楽しかったです
ここは上から見下ろす形の展示でかわいく見えますが、エゾヒグマは日本に生息する陸上動物で最大の大きさを誇り、大きい個体は200kgを超えます
しかもエゾヒグマはヒグマの一亜種で、ロシアのヒグマは更に大きく、また北極圏近くのコディアックヒグマは更に大きく体重300kgを超えます
このように恒温動物で寒い地域に生息するものほど体が大きくなることをベルクマンの法則といいます
この法則について説明する長くなるので、その理由と細かい説明はまたいつか
次はレッサーパンダの赤ちゃんです
生まれて数ヶ月の赤ちゃんが展示されていました
なかなか出てきてくれないんですが、好奇心旺盛なので一度出てくると愛らしい行動をたくさん見せてくれました
ここでレッサーパンダ豆知識
白黒模様で大人気のジャイアントパンダがいますが実は「パンダ」という名はレッサーパンダが先につけられました
その後、大きいジャイアントパンダが発見されたために先に見つかっていたパンダにレッサー(小さい)という意味がつきレッサーパンダという名になりました
動物園の人気者のレッサーパンダですが、昼間は巣や木の上で寝ていることが多いので動いている姿が見たい場合は朝か夕方、もしくはエサの時間やガイドタイムを狙うのをお勧めします
続いてコツメカワウソ
このブログでも何度も出てきているこいつはカワウソの中で最小の種
手先が器用でエサを手で捕まえて食べます
寝るときはひたすら眠るけど起きてるときはせわしなく動き回って子供みたいです(笑)
でも2枚目の写真でもわかるとおり鋭い牙を持っていて立派な捕食者であることを物語っています
最後はチンパンジー
知能が高くて、道具をつかったり高度なコミュニケーションがとれる動物ということで有名ですね
それもそのはず、わずか600万年前後にヒトと同じ祖先から枝別れたためにDNAも98.8%がヒトと同じなんです
そして更に驚くことに血液型までヒトと同じで輸血もできるんです
実際、内戦で負傷者の輸血用にチンパンジーの血を輸血した実例もあります
一方、ヒトと近縁であるがゆえの悲劇もあり、誰もがしっている恐ろしい感染症と関係があるのですが、その話もいつかそのうち
話がそれましたが、チンパンジーやサルを含む霊長目は、ふとした瞬間にヒトと近いものを感じることがあり、見てて飽きないうえに親近感すら感じます
次回で長い姫セン編も最後
姫センの看板動物の白いやつらを紹介します