鴨川シーワールド ロッキーワールド編
それぞれの動物たちが住む岩場や沿岸など5つのエリアを再現し館内から水中の観察もできるロッキーワールドに展示されている動物たちを紹介します
まずはロッキースタジアムでコミカルな動きと知能の高さと笑顔を振りまくカリフォルニアアシカのアシカパフォーマンスです
ストーリーのあるコント仕立てになっていて笑いの中に、アシカのパフォーマンスが披露されて笑いと驚きを一度に味わえます
パフォーマンスの後は笑った顔が大人気のアシカと記念撮影ができます
ちょっと癒し系な笑顔の母親アシカ
次にひかえていた父親アシカはものすごい形相でスタンバイしていました
目が笑ってません(笑)
アシカたち一頭一頭の特徴が見れて面白いです
隣のカリフォルニア沿岸・アシカ・アザラシの海では文字通りたくさんのアシカやアザラシが展示されています
先ほどのカリフォルニアアシカもたくさんの個体がいます
2枚目の写真の黒い固体は赤ちゃんで、とっても元気に展示場を動き回ってました
3枚目は地下の室内から水中の様子です
ちなみにカリフォルニアアシカは日本でもっとも多く飼育されている種類で、国内ではおよそ250頭飼育され、そのうち約75%が飼育下で繁殖した個体ということから、日本の飼育・繁殖技術の高さが伺えます
同じ展示場にいるゴマフアザラシも飼育員さんにエサをおねだりしていてかわいいです
ゴマちゃんで有名な白いアザラシはこのゴマフアザラシがモチーフらしいですが、あの白い体は生まれたばかりの赤ちゃんの特徴で数週間したら色は濃くなり斑点模様がでてきます
トドはアシカの仲間で最大で、大きい個体で全長3メートル、体重1トンにもなります
特にオスは大きく、首回りのタテガミや、肥大化する上半身が特徴です
給餌のガイドの時間に行くとこんなパフォーマンスも見せてくれます
ベーリング海・アラスカ沿岸、セイウチの海には大きて迫力のあるセイウチがいます
セイウチの特徴である牙はオスメス共に生えますが、オスの方が大きいです
牙の使い道はオス同士や敵との闘争や海底の獲物を掘り起こしたり、氷上で地面に突き刺し体の支えにしたりします
口回りのヒゲは海底で獲物を探すのに役立ち、触るとゆでる前のパスタのようでゴワゴワしてます(笑)
給餌、ガイドタイムでは元気な姿と詳しい解説が聞けるし、セイウチが手をふってくれるパフォーマンスを見ることができます
鴨川シーワールドはスタジアムのショーで活躍する動物以外もパフォーマンスが豊富で、飼育技術の高さが伺えます
次はロッキーワールドの地下にあるポーラーアドベンチャーエリアで、ここでは北極や南極に生息する動物たちがいます
ジェンツーペンギン
以前名古屋港水族館編でも紹介しましたが、ペンギンの中で3番目に大きい種類で、泳ぐ速度は1番早いペンギンと言われています
ちなみに奥にいるのはペンギンの中で2番目に大きいキングペンギン(オウサマペンギン)で、複数の種類のペンギンたちが展示されています
名前の通り長いヒゲが特徴ですが、ヒゲはアゴからではなく上唇から生えています
大型のアザラシで、北極海に生息するアザラシの中では最大です
2002年に東京の多摩川に出没してブームが起きた「たまちゃん」はこのアゴヒゲアザラシですが、かなり北方に生息する種で、北海道で見られるのも稀なため、日本の首都圏に現るのは本当にきわめて稀なケースです
今回はロッキーワールドの鰭脚類(ききゃくるい・アシカやアザラシの仲間)を中心に紹介しました
次回は鴨川シーワールドといえばこいつっていう大人気巨大海生哺乳類のあいつを紹介します