多摩動物公園 夏バテ編
今日は多摩動物公園レポートの続きです
8月に行った時の写真なので、暑さにやられた動物の姿をお見せします
紀元前3500年頃までには家畜化されたといわれていて、古くから人間の生活を助けてきました
純粋な野生種は4000頭たらずと言われています
汗をかくための汗腺がないので体温の上昇を防ぐためによく水に浸かっています
以前ブログでも記述しましたが、水中の生活に適した動物は水面で呼吸しやすいように目と鼻が平面に並んでいます
以前、金沢動物園紹介でも取り上げたサイで、角は一本、皮膚は硬くて鎧のような形になるために「ヨロイサイ」とも呼ばれます
角の乱獲のせいで野生の生息数はおよそ2000頭
サイはどの種も乱獲のせいで個体数が激減しています
インドサイは国内でも8頭ほどしか飼育されておらず、そのうちの3頭は多摩動物公園で飼育されていて、過去に繁殖にも成功しています
先ほどの2種もこいつも、水の中にいるととても気持ちよさそうです
流線型でずんぐりした形は野生では茂みの中を枝などに引っかかることなく歩き回るのに適していますが、動物園では少々やっかいらしく、怪我や病気で麻酔をかけて移動させる際に持つところがなくて困るそうです
今回はウリ坊の模様の赤ちゃんも見ることができたので後日、ベビーラッシュ編で紹介しようと思います
次はボルネオオランウータンです
布を使って日差しをよける姿には関心しました
紹介編で1枚写真を載せましたが、多摩動物公園のスカイウォークは一見の価値ありです
高さ17メートル、幅150メートルのスカイウォークを移動するオランウータンは見てて飽きません
ただオランウータンは寒さに弱いので、冬季はスカイウォークはやっていませんのであしからず
王子動物園紹介でも取り上げたカワウソの中で最小の種です
動いてるときはかなり活発ですが、休むときはぐっすり休む子供みたいなやつです(笑)
泳ぎが得意で手には水かきがあります
丸太に抱きついてうとうとする様は反則なかわいさです
ネズミのようですが、オーストラリアに生息していてコアラと近縁で、お腹に袋もあります
穴掘りが得意で、野生だと巣穴が30メートルの長さになることもあるそうです
夏の動物園は暑くて疲れる上に動物たちも休んでることも多いですが、こういった姿を見ることができるのも楽しみの一つです
最近、夏季はナイトズーのような夜間開園もあっていつもと違った動物園の空気を味わえるのもお勧めです
多摩動物公園でも夜間開園があったので行ってきました
夜なので写真はあまり取れませんでしたが、また後日少し紹介しようと思います