多摩動物公園 紹介編
多摩動物公園は1958年に開園して50年以上の古い歴史を持つ動物園です
特徴としては50ヘクタールを超える日本最大級の広大な敷地
当時、柵を極力なくすことを観覧の基本とした無柵放養式展示を日本で最初に導入した動物園です
檻が少なくて広い放飼場が多いので動物たちの活発でのびのびとした姿が見れるのが魅力です
ただ山の斜面に造られたため坂道が多く展示動物との間隔が広いので歩き疲れることは必至
歩きやすい靴はもちろん園内のシャトルバスをうまく利用することをお勧めします
展示方法としては動物の生息地で区分けする地理学展示です
展示施設も特徴的ものが多く、サファリ形式で群れのライオンを間近で見ることができるライオンバスは日本内では初の施設として有名です
昆虫館もお勧めの施設で、温室の中で飼育されているチョウは1年中見ることができるし、他にもたくさんの昆虫の生態を楽しく学べます
オランウータンのスカイウォークは全長150メートルと世界最大級
2005年のエンリッチメント大賞 飼育施設部門大賞を受賞してます
モグラの家では透明のアクリルや金網で立体的に構成されている巣を移動するモグラを観察できるし、日本最小の哺乳類のトウキョウトガリネズミを日本で唯一飼育展示してます
絶滅の危機に瀕する動物の繁殖にも力を入れていて、特にコウノトリの繁殖には目を見張るものがあります
国内に生息していたものは絶滅したコウノトリですが、中国から導入した個体を日本で初の繁殖に成功
順調に個体数を増やし、兵庫県コウノトリの郷公園と協力して野生復帰にも取り組んでいます
他の展示動物の繁殖もたくさん成功していて、かわいらしい動物の赤ちゃんを見ることができます
個人的にかなり好きな動物園です
だいぶ遅くなりましたが8月に行った時の写真を中心にアップしていこうと思います