お見舞いと王子動物園の動物たち③
今日は休演日だったのでお世話になっている先輩が入院している病院にお見舞いに行ってきました
術後間もないんですが元気そうだったので何より
早く良くなってほしいです
そして長くなっている王子動物園レポートも今日でおしまい
早速紹介していきます
まずはボルネオオランウータンです
類人猿の中ではゴリラに次いで大きな種です
王子動物園では2009年に赤ちゃんが産まれて話題になりました
展示時間が限定されているので今回は時間が合わず見ることができませんでしたが、王子動物園に来たら是非見ることをお勧めします
放養式動物舎はとても広い運動場があって、動物との距離が遠いのですが、今回は運よく表情が分かるぐらいの距離で観察できました
ゴリラはその容姿から凶暴で強いイメージがあると思いますが、とても温和でデリケート
むしろとても神経質でストレスに弱く、飼育や繁殖がとても難しい動物です
以前は各地の飼育施設で分散して飼育されていましたが、より良い環境と繁殖を成功させるため個体を1か所に集めて群れを形成する飼育方法が一般化されてきています
ちなみに日本の動物園で飼育されているゴリラは全てニシローランドゴリラで、よく耳にするマウンテンゴリラは日本には1頭もいません
続いてアビシニアコロブスです
アフリカに生息していて、「クロシロコロブス」、「ゲレザ」と呼ばれたりもします
王子動物園では今年6月に赤ちゃんが産まれました
大人の個体は白と黒のコントラストが特徴ですが、生後間もない個体は全身が真っ白で、成長するにつれて黒い色が出てきます
食性は主に植物食で、葉を消化するのに適した3つに分かれた胃を持っています
1枚目の写真が今年6月に産まれた赤ちゃんです
チャップマンシマウマの他のシマウマと違う特徴として、縞模様の間に薄い影縞といわれる模様があることと、足先の方ほど縞模様が薄くなるといったことが挙げられます
日本で展示されているシマウマの種類の中でチャップマンシマウマは個体数が少ないです
かなり長い期間、王子動物園紹介してきました
まだまだ見所はたくさんあるし、紹介したい動物もたくさんいますが、またいつかの機会に
次回からは「恐竜博2011」レポートをアップしていきたいと思います