王子動物園 動物とこどもの国編
2回公演3日連続の過酷な日々を終え、明日は夜1回公演なので王子動物園レポートアップします
まぁ明後日からまた2回公演が3日続くんですが・・・
今日は動物とこどもの国エリアの動物たちを紹介します
動物とこどもの国エリアは、1991年の完成と同時にコアラの展示を始めた施設です
「コアラ舎」は全面ガラス張りで館内も明るく観察もしやすく、「リスと小鳥の森」では放し飼いになっているリスや小鳥を見ながら自然の森を再現した施設内を通り抜けできます
「ふれあい広場」ではヤギやヒツジなどの動物が放し飼いになっていて、ウサギやモルモットとも触れ合えます
このエリアは自分が小学生の時に完成したので、当時とても賑わった記憶があります
まずはコアラ
王子動物園のコアラは、コアラ種の中で一番小柄な北方系コアラです
1日の大半を眠って過ごすため、動物園では残念がられることが多いですが、昼のエサの時間に行くと活発な姿を見ることができるので来園の際は要チェックです
コアラについての生態は以前、金沢動物園オセアニア編で紹介したので興味があったら見てみてください
次はコツメカワウソです
カワウソの中で最小の種で大きくても60cmほど
手先が器用で前足を使って獲物を捕らえます
王子動物園では生きたドジョウを捕まえて食べるイベントが行われていて、水中での活発な姿を見ることができます
器用に手で捕まえて陸上に上がり、食べてからまた捕まえに行きます
1枚目の写真は捕まえたドジョウを食べているところです
ちなみに他の種のカワウソは手で捕まえず直接口でかぶりつきます
かわいらしい姿がお客さんに人気の動物です
ジャイアントパンダと同じくタケをよく食べ、手首の骨が発達していて指のように使うことができるので器用にものをつかむことができます
動物とこどもの国エリアの外ですが、すぐ近くに展示されていて、時間帯によっては柵の外で散歩している・・・
ケヅメリクガメです
アフリカで最大のリクガメで王子動物園で飼育されている個体は甲羅の長さが60cmもあり、重さも40kgはあるそうです
散歩の時間になると大人気でお客さんに囲まれています
甲羅や足に触れることもできて、足は以外に柔らかいことが分かって面白いです
そして動物とこどもの国エリア内で発見した・・・
多数のセミ(笑)
1つの木に大量に生息していてみんなで不思議がっていたのですが、自分はずっと何のセミか気になってしまって、後日国立科学博物館の昆虫ボランティアガイドの方に聞きに行きました
その結果クマゼミということが判明し、資料室で生態を調べていると、その特徴に
「1本の木に多数の個体が群がるようにとまる傾向があり、しかも 地上すれすれの幹にとまることも多い」
まさに王子動物園で見た光景に当てはまります
一見異常に見えた光景もクマゼミの普通の生態であることに驚きました
こうやって展示動物以外でも少し気にかければ思いがけない発見があるのも醍醐味です
気になったことがあれば飼育員さんやボランティアガイドの方に聞いてみるのも楽しいですよ