王子動物園 円形猛獣舎編
明日は18:00の1回公演で昼まで寝れるので王子動物園レポートをアップします
まずは円形猛獣舎で展示されている5種の大型猛獣の中から2種をピックアップします
この施設は文字通り円形の展示施設で1周回る間に5種の猛獣達の姿を見ることができ、外側と内側、上段と下段と様々な角度で観察できるのが特徴です
展示されている猛獣も希少な種がいます
ヒョウの中で一番北に生息していて毛が長く密集しています
野生化ではなんと40頭以下しか生息していないという報告もあるぐらい絶滅の心配がとても大きい希少な動物です
そして国内で4園しか展示されていないジャガーの黒変種です
真っ黒に見えますが1枚目の写真をよくみると、体の模様がうっすらと見えます
ジャガーはネコ科ではトラ、ライオンに次いでの大きさで、南米においては人間を除けば最強の動物です
ちなみにジャガーという名は「一突きで獲物を殺す獣」という意味があるそうです
カッコいいですね
ここで動物園のお客さんがよくおっしゃる疑問の1つを紹介します
ヒョウとジャガーの見分け方です
慣れると、小柄で小さな頭と長い足のヒョウ、がっしりとした体格と大きめの頭、短い足がジャガーと見分けられるのですが、もっと簡単に見分けられる方法を紹介します
それは体の模様です
1枚目のヒョウは輪っか模様だけですが、2枚目のジャガーは輪っかの中に点模様があります
ジャガーは名前に濁点を含むので、輪っか模様の中に点があればジャガー、輪っか模様だけだとヒョウと覚えていれば簡単に見分けることができます
生息地の違いとしてはアフリカやアジア大陸に生息するのがヒョウ、アメリカ大陸に生息するのがジャガーです
ちなみに上の2枚の写真は2010年2月に行った時の写真で、2枚目の写真のジャガーは死亡してしまい、現在王子動物園で見られるジャガーは黒変種のみです
では円形猛獣舎の残りの3種を一気に紹介します
ユキヒョウに・・・
まだまだしばらくは王子動物園レポート続けていきます