サンシャイン水族館 リニューアルオープン
今日8月4日は待ちに待った「サンシャイン水族館」のリニューアルオープン日でした
改装の為、休業すること1年
リニューアルオープン日は混み合うのは分かっていたものの、ついつい足を運んでしまいました
ではでは久々の水族館レポート
今回はサンシャイン水族館の概要と、個人的な感想を書きたいと思います
サンシャイン水族館は、1978年10月に池袋のサンシャインシティ内のワールドインポートマートの屋上に造られた日本初の屋上にある都市型水族館です
旧称はサンシャイン国際水族館でしたが、今回のリニューアルをきっかけにサンシャイン水族館と名称が変わりました
一般の水族館に比べると高層ビルの屋上にあるという立地条件のため、フロア面積は狭く、水槽の設置条件にも限界があるんですが、世界的にも珍しい生き物を展示したり、陸棲生物の展示にも力をいれているほか、日本で初となるサンゴ礁の環境再現や、クラゲのトンネル水槽など、工夫を凝らした設備や取り組みが特徴です
また午後6時からはナイトモードになり、毎日夜間の水族館が気軽に楽しめるのもお勧めポイントです
今回のリニューアルでマスコミに大きく取り上げられましたが、過去にラッコやウーパールーパー、エリマキトカゲのブームに乗ったり、ミナミコアリクイの2度にわたる脱走劇など昔から世間の注目を浴びる水族館でもあります
では実際リニューアルしたサンシャイン水族館に行った感想を
開館15分前に行ったらすでに大行列が
館内に入るのに40分は待ったし、夕方まで常に大行列でした
この時期に行くのなら夕方から夜にかけていくのがお勧めです
ミュージアムショップやカフェも時間帯によってはかなり混むので覚悟は必要です
外観も変わり、新設のアシカのオープンステージが目立ちます
ざっくりとした感想を言うと、良くなったとこもあれば、前の方が良かったと思うところもあり一長一短
グレードアップというよりは、ほんとリニューアルといった感じ
というのも、先に書いたとおり、高層ビル屋上の設置という条件があるため、施設としてのキャパの上限が決まっていて、水槽の深さや大きさをこれ以上増やすことが難しい施設なんです
だから館内の水槽展示に特別大きな変更はないけど、1番大きな水槽のサンシャインラグーンのダイバーによるイベントや、新しいクラゲのトンネル水槽やライティングなど、限られた条件での工夫はとても感じることができます
今回は屋外広場のマリンガーデンの改装が目立ちますがこれも一長一短な感じがしました
新しい円形のアシカが泳ぐアクアリングも試みとしては面白いけど柱や支える鉄骨が多くて見にくいんで、アシカの持つ能力を感じるより外観の一部になってるのがもったいない
ショーステージも観客からとても近くなって楽しみだったのに肝心のショーの内容がいまいちでした
リニューアル前のサンシャインのアシカショーの内容はクオリティが高く、バスケットゴールを使ったボールパフォーマンスや数字の計算などが印象に残っていたのに、今回はとても基本的なパフォーマンスしかなくて物足りなかったです
アシカの個体によって内容が違うのかもしれませんが、せっかくの新しいステージも使いこなせてない感じがしたので今後に期待です
ミナミコアリクイやアルマジロ、フェネックのいた動物広場も以前は中に入れたのにリニューアルして完全にアクリル越しになってしまったのが残念でした
館内の水棲生物の展示は生き物の力や能力を訴える気持ちが感じられたけど、外のマリンガーデンはおしゃれなテラスになりすぎてしまった感がある気がします
何か悪いことばっかり書いてしまったかもしれませんが、サンゴの育成や、ダイバーの水中パフォーマンス、日本でここでしか見れないロシアラッコ、イワシの群れの回遊、クラゲ展示のふわりうむ、大きなマンボウの展示、迫力ある巨大なピラルクをはじめとする古代魚の展示、綺麗なヤドクガエルの多種の飼育、やんちゃなミナミコアリクイなどなど見所はたくさんあるし、「天空のオアシス」の名に恥じない内容だと思います
年間パスポートも買ってしまったし(笑)
水族館は海沿いにあって遠いため、なかなか気軽に足を運ぶことができないという常識をくつがえす都市型のサンシャイン水族館の存在は、より多くの人に海の命を感じさせ、癒しを与える施設として今後も目がはなせません
また時間があるときによく撮れた写真をアップしながら、サンシャイン水族館の生き物やイベントを紹介していきたいと思います