歌とジンベイザメ
ピーターパンの稽古が始まってはや数日
今年も俺を襲ってくる難題・・・
それは「歌」
自分は歌が苦手なもんで、自分の歌うパートの音程をとるのに必死です
今年はそれに加え、詩の変更もあるんで、去年まで歌ってきた詩とごっちゃになったりもします
振り付けも入ると更に難度が上がるし、これからは更に集中して練習していきたいと思います
今日は久々の動物紹介
このブログ始まって初の海洋生物
紹介するのは「ジンベイザメ」です
ジンベイザメは世界中の熱帯から亜熱帯の海域に生息する、世界最大の魚です
その大きさの信頼できる記録数値は最大で13.7メートルだけど、20メートルを超える個体の報告もあります
和名の由来は体の模様が、着物の甚平衛(じんべえ)羽織に似ていることから名づけられました
ジンベイザメの回りにはイワシをはじめとした小魚が群れ、それを狙ったカツオなどの大型の魚も集まるため、ジンベイザメのいるところは大漁となるといわれ、漁師の間で副の神として大切にされます
そのため海上、漁業の神様である恵比寿様にちなんで、「エビスザメ」ともいわれます
その体と口の大きさとは裏腹に、プランクトンや小魚を食べ、性格もおとなしく、人への危険性は低いサメです
大きな口から食べ物を海水ごと吸い込んで、鰓耙(さいは)という器官で濾し取り、上の写真で見える5本の鰓孔(さいこう)から海水だけを排出します
海面付近の餌を効率よく吸い込むために、体を垂直近くにまで傾ける習性があって、水族館でもその様子が給餌のときに見ることができます
こんなダイナミックな給餌は見ないと損です
写真を見ると大きな口から餌を吸い込む様子と、鰓孔(エラ付近)から海水が排出される様子が分かります
日本の水族館では沖縄の美ら海水族館と、大阪の海遊館だけしか展示されてなかったけど、去年から東日本発、神奈川の八景島シーパラダイスでも展示されてます
ちなみに自分は沖縄の美ら海水族館に行ったことがなく、今一番行きたい水族館です