契約更新と恐竜の名前
今日は事務所の契約更新でした
今年も引き続きジャパンアクションエンタープライズ所属のアクション俳優、スタントマンとして活動していきますので、応援のほどよろしくお願いいたします
今日は恐竜についての小話を一つ
恐竜の名前についての話です
以前ブログで、恐竜の名は別とされている種が、実は同一の種だったと判明したとき、2つのうち先に命名された名が優先され、後からついた名は無効名となると話しました
例として、有名なブロントサウルスとアパトサウルスが同種と判明したため、ブロントサウルスという名は今では使われず、アパトサウルスとなりました
今日は「サウルス」と「ザウルス」についてです
恐竜を少し知っている人なら、昔は恐竜を「なんとかザウルス」って感じに呼んでいたり、図鑑にも表記されていたりしました。
他にも翼竜のプテラノドンが、テラノドンと表記されて疑問に思った方もいると思います
この微妙な呼び方の違いは何なのか
恐竜の名は命名の国際規約により、ラテン語、もしくはラテン語化したギリシャ語で名をつけることになっていて、アルファベット表記です
それを英語圏、フランス語圏、ドイツ語圏などのそれぞれの発音で読まれるので微妙な差が出るんです
昔の濁点で「ザウルス」という呼び方はドイツ語風読みで、現在は英語風読みが主流なため「サウルス」という呼び方が一般的になりました
プテラノドンやテラノドンの違いも、国によってPを発音するかしないかの違いが現れるんです
最近図鑑などでよく見られるのが・・・
「ティラノサウルス」が英語の発音に近い「ティランノサウルス」と表記されることがあったり、
中国の「マメンチサウルス」も「マメンキサウルス」と表記されたりします
こういったケースは英語圏でも、同種の恐竜が様々な発音表記があったりします
図鑑による違いは監修の先生によって解釈が違うという訳です
難しくなってしまったけどようするに恐竜の名の微妙な違いは、
ラテン語のつづりをそのままローマ字読みにした時に、訳者によって微妙に異なるが、どれも間違いではない。
ということです