こんにちは。
または
こんばんは。
美容師免許を持たない、美容室経営者のけいです。
美容室経営をしていると、
「もっとちゃんと説明しないと伝わらない」
と思う場面がよくあります。
もちろん説明は大切です。
でも、経営の中でずっと感じていることがあります。
それは、
売れる店は、ただ説明が上手いのではなく、
“伝わる形”を作るのが上手い
ということです。
これは、商品でもメニューでも同じです。
たとえば、どれだけ良い材料(薬剤・シャンプー)を使っていても、
どれだけ工程にこだわっていても、
それがそのままお客様に伝わるとは限りません。
なぜなら、お客様は最初から詳しい説明を全部読むわけではないからです。
まず目に入る。
少し気になる。
自分に関係あるかもと思う。
そのあとで、やっと説明を見る。
この順番のことが多いと思います。
でもこちら側は、つい最初から
- 成分
- 工程
- こだわり
- 他との違い
- 理論的な説明
を全部伝えたくなってしまいます。
もちろん、それらは全部大事です。
でも、最初の入り口としては重いことがあります。
私はこの違いを、
「説明する」と「伝わる形にする」の違い
だと思っています。
説明は、中身を伝えること。
伝わる形は、相手が受け取りやすい順番に整えること。
たとえばPOPでも、
ただ商品名と価格だけを書くのではなく、
- どんな方に向いているか
- 何がうれしいのか
- なぜ今見てほしいのか
これが一言でも入ると、見え方は変わります。
つまり、最初から全部を語らなくてもいい。
まずは
“立ち止まる理由”を作ること
が大事なんです。
以前から何度か書いていますが、
同じりんごでも、
- ただ「りんご」と書いてあるだけのもの
- 「今が旬」「蜜たっぷり」「生産者こだわり」と書いてあるもの
では、見え方が変わります。
りんご自体が変わったわけではありません。
変わったのは、
選ぶ理由が見える形になったこと です。
美容室でも同じです。
- ただのカラー
- ただのトリートメント
- ただの店販商品
に見えてしまうものも、
見せ方を変えるだけで、
「自分に必要かもしれないもの」
に変わることがあります。
私は美容師ではないからこそ、
この“伝わる形”を作ることをずっと意識してきました。
技術の質を上げることはもちろん大事です。
でも、それと同じくらい、
その価値をどう見せるかも大事だと思っています。
経営では、つい
- もっと良い商品を探す
- 新しいメニューを増やす
- もっと何かを足す
方向に考えがちです。
でもその前に、
今ある価値を、もっと伝わる形にできないか?
ここを見直すだけで変わることも多いです。
説明を増やす前に、
まず受け取りやすい形にする。
これが、売れる店づくりでは意外と大きいと感じています。
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