瞬間のひらめきを得るためには日常から。 | AR演技メソード認定コーチのブログ

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「自由ですね😊」 

シーンをやってみて演出を受けたメンバーの
率直な感想の言葉が印象的でした。

正ににその通りです。

先週末の
大阪4日間の実践的演技ワークショップから、東京に戻っての実践演技塾。

どちらも「AR演技メソード」に基づいて
演出されるのですが、
精度の高いアクションリアクションは
本当にシンプルで、
人物像が見えてくるのはやはり言葉でなく
表現です。

微細な動きのなかに含まれる意味が
その人物像を浮き立たせます。

演じているとどうしても話(言葉を放ち)を先に進めてしまうことが多いのですが、

言葉の背景や動作の「見落としの部分」を師匠は見事に拾い扱っていく(ちょい足し演技)ので、シーンが面白くなっていきます。

それはそれはとても細かく、
ミリ単位で瞬間を拾い豊かにしていきます。
瞬間を紡いでいくからこそ
伝わる情報が増えるのです。

プレイヤー自身が
楽しくなっていくのはその通り。
何故なら気持ちの流れが明確になるからです。

客観的に見ている他のメンバーでさえ、
見取り稽古でどんどん具体的に
シーンが見えてくるから楽しさ倍増✨

いまはトレーニングの段階ですが、
ドラマづくりが益々楽しみになっています。
「AR演技メソード」は脳科学と心理学で
ロジックに説明できるのが奥深いところ。

また演出では、みんなが考え設定したことや
放った言葉、やったことなど1つ1つを丁寧に掘り下げたり、膨らませていくので、
師匠は正にその場で起きた瞬間の
「ひらめき」で演出しています。

そこに準備は皆無です。

だからこそ、
瞬間の「ひらめき」を得るためには
日常からの観察と情報収集なのです。

俳優の演技に必要なことを
演出でもその場で体現されているから
分かりやすくて明白です✨


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