演劇やコミュニケーションは、
頭でイメージしたことと
実際に体現出来ることとは
まったく違うもの

このblogでもよく書いている
自分のイメージと実際の表現が
「一致」していないときがそう。
だから私達には、
脳と身体とを繋げる「時間」が必要です。
理解したこと、イメージしたことを、
実際に身体を動かし「五感」を使って
体感・体得していく。
体感・体得していく。
体得するまでに必ず通る、
うまくいかない時間。
しかもこの、
うまくいかない時間は、
長い。。。
すぐに答えや結果を求めてしまうと
これらがつらい時間になってしまいます。
しかし、
うまくいかなかった時の情報が
その後に価値を生んでくれるのです。
この道を通るのを止めてしまえば、
ただの頭でっかちで留まります。
だからこそ、
頭の理解を身体と繋げる。そのために...
身体で理解する感覚と、
自分の内面や表現を分析し、
言語化すること両方が出来たら、
演技のときにとても役立ちます。
自分の習慣となっている思考回路を知る。
身体の動き(仕草)や感情の習慣を見つける。
次にそれがどの様に
自分や周りに影響するかを知る。
このように、
まずは自分に起きていることを知ること。
(そこにジャッジはありません。)
頭で理解したことがすぐ出来るひとは、
うまくいかなかった道をすでに沢山通ってきたひと、そして、分析する習慣を持っているひと。
それをやり続けるからこそ、
脳と身体の「一致」スピードが早くなるのです。
言語と感覚をバランスよく使いましょう!

