小劇場の舞台は...
セット(大道具)をしっかり作っている舞台
もしくは、黒幕と小道具のみの舞台
様々あります
(私も両方経験済みです✨)
セットがあろうがなかろうが
役者が
物語の世界観を創っていく
それがお芝居の
面白いところだと思っています

しかし自分が観に行って
残念に思うこともしばしば

何が?というと...
セットをしっかり作っている舞台は
素晴らしいなと思いますが
実際に物語が進んでいくにつれ
物が「ただ置いてあるだけ」
になっていたり😭💦💦
役者がそのセットを扱えていないことも多く
とてももったいないなあ

と思うことがあります
それは演出家の力にも繋がるのですが...
セットや小道具は
お客様に見せる具体的な情報
役者がたとえ何もしていなくたって
観客の視覚情報として
影響を与えているものだからです
それをもし使わなければ
ただの背景や風景にしかなりません

これはしっかりセットが作られた
大きな劇場でも、映画やドラマにも
言えること

そこにあるものを
芝居で使いきるくらいの気持ちで
私含め役者のみなさんは
それらを扱っていく意識が必要です
(劇団初舞台公演 「ジプシー」
南越谷サンシティホールにて
)

そしてこれは
またまた普段の生活からの意識です
ないものねだりしたり
ないことを悲観したり
ないものに目を向けるのではなく
今ここに在るものを活かしていく
今在るものを丁寧に扱っていく
今在るものを発展させていく
それらを習慣にしてこそ
私たちが舞台に上がったとき
演技をするときに
今在るものを丁寧に扱える自分に
なれるからです
「表現豊か」なひとは
今在るものを扱えるひと!
わたしも目指します!
AR演技メソード認定コーチ
津村朱実