ミーティングスペースのその後★

みなさま、こんにちは
フィリピン事務局のまきです

こちらフィリピンは、雨季も終盤となり、
街には早くもクリスマスの雰囲気が漂い始めています

さて、今回は今年の春のワークキャンプで建設した、
ミーティングスペースのその後の様子をご紹介します

春のストリートチルドレンワークキャンプでは、
タタッグが支援する貧困地域の１つ、「タバクハン地域」にて、
地域のお母さんやこども達が定期的にミーティングを行うための
簡易集会所の設置を行いました

キャンパーみんなの頑張りによって、無事に完成した集会所
先日、その後のミーティングスペースの様子を見に行ってきました！

この日は朝９時からこども達のためのミーティングが開かれていました。
地域でのこども達のミーティングは
タタッグの若手スタッフであるストリートエデュケーターやボランティアが担当し、
ミーティングの議事進行を行いながら、
地域内でリーダーとして活躍できる人材を育てています

この日は、まずは全員で簡単な遊びを交えての自己紹介からスタート

その後は学年別にわかれて、アクティビティを行いました。
この日のメインアクティビティは・・・

紙に自分の全体像を描き、その周りに

「I can・・・自分が今できること」

「I have・・・自分が持っているもの」

「I wish・・・自分の願い・将来の夢」

を書き込んでいくというもの。

自分について考えるアクティビティです

まずは15分間じっくり自分と向き合います。
私の得意なことってなんだろう・・・
僕にできることは・・・
将来何になりたいかな・・・

描き終わった紙を見せてくれました

その後はグループごとに自分のことについて発表！
自分の考えや思いを伝えるのって勇気がいりますよね
特に低学年のこども達の中には恥ずかしがってしまう子も多かったのですが、
エデュケーターたちがうまくサポートし、こども達の声を引き出していました

ところで、実は今回アクティビティを進めていた
エデュケーターやボランティアの子たちの一部は
ファシリテーター（アクティビティの進行役）としてのトレーニング中

弱冠14歳から16歳の超若手です
シニアエデュケーターと一緒に地域を回って経験を積んでいます
こんな年からリーダーとしての素質を認められ、トレーニングを受けているなんて、
本当にすごいですよね
みんなのモチベーションの高さにはいつも私がパワーをもらうくらいです

このようなお兄さん・お姉さんの姿をみて、
1人でも多くのこども達が「自分もこんな風になりたい！」と思い、
自分の目標に向かって頑張ったり、
自分より年下のこども達をサポートできるようになったりしてくれるといいですね

アクションでも様々な形で彼らを、そして地域のこども達を応援していければと思います




フィリピン事務局
　戸塚　真希