簡易集会所設置のラストワーク実施！！

みなさま、こんにちはー

フィリピン事務局のまきです

こちらは今日も変わらず暑いです

でも、来週はもっと暑くなるとか。。。

それを聞いただけで暑さが２倍増しで感じられます

さてさて、先週の日曜日にタバクハンという地域に行ってきました

そう、先月行ったワークキャンプで

キャンパーのみんながホームステイ＆ワークを行った地域です

今回のキャンプでは簡易集会所の設置を行ったのですが、

キャンプ中には防犯用の扉や雨風よけの網戸の設置が終わらず・・・

今月に持ち越しとなっていたのでした

★キャンプ中の作業の様子はこちら からご覧ください★

この日もキャンプ中からお世話になっていた

大工さん＆地域のお父さんがボランティアで作業を行ってくれました

平日は仕事があり、日曜日しかお休みがないという大工さん。

この日はお休みを返上して作業を行ってくれました

まず、扉がつきましたーもちろん鍵付き

網戸もつきましたーこれで雨季も安心です


地域のお母さんたちもペンキ塗りなどをお手伝い

網戸や扉の金属資材が痛まないようにするためですねー

実はこの日もあと少しのところで資材がちょっとだけ足りなくなり、

完成は次の日以降に持ち越しとなってしまいました・・・

タイトルのラストワークは私の願望でした・・・

が、大工さんが平日も仕事終わりに作業を進めてくれているので

次に地域のお母さんたちのミーティングが行われる頃には仕上がっているはず

ということで、次回はお母さんたちのミーティングの様子等も

一緒にお届けできればと思います

ここからは、ちょっと月日はさかのぼるのですが・・・

先月の終わりにこの地域のお母さん達を集め、

キャンパーのみんなが置いて行ってくれた寄付を配りました

今回は、特にキャンプ中に建設作業や

キャンパーみんなのランチ・メリエンダ作りを

一生懸命行ってくれていたお母さん達に優先して渡しました

というのも、この地域にはタタッグのメンバーのお母さんは２５人くらいいるのですが、

実際に建設作業を行っている間、

毎日のように通ってくれたお母さんは１０人ほどでした。

もちろん来られなかったお母さん達にも仕事や育児など

さまざまな理由があるとは思うのですが、

それでも一生懸命出てきてくれたお母さん達には何かお礼をしたいと思っていました

そこで、今回キャンパーからの寄付を渡すことにしたのでした

ちなみに、これは当日サプライズで渡すことになっていたので、

集められたお母さん達は何のために呼び出されたのかわからず、ちょっと不安げ

でも、キャンプのときにお手伝いしてくれたお礼だよーと

みんなから預かったものを渡すと、みんな一気に笑顔に

なんと、泣き出してしまうお母さんまで

これには私がびっくりでした

前日にアクションのオフィスで１人分ずつ袋詰めしているところ


タタッグのスタッフから寄付を受け取るお母さん達

キャンパーのみんな、どうもありがとう

先ほどの泣いてしまったお母さんですが、

実はこの日、こどもが小学校の卒業式を迎える日だったんだそうです。

普通ならお祝いのごはんやらなにやらいろいろ準備するようなのですが、

「うちはお金がないから何も用意できないのよ・・・」と。

でも、「今日もらったものはこども達のために使えるから嬉しい」と言ってくれました

お母さんの涙を見ていたら、なんだかちょっと切なく、でも温かい気持ちになりました。

そして、少しでも地域の人たちの生活がよくなるように、

もっともっと頑張らなきゃなーとも思ったのでした

今回、寄付をくれたキャンパーのみんな、本当にありがとうございました

ちなみに、一時帰国の際に預かったお手紙もぞれぞれの家庭やこどもに渡しましたー

地域のこども達もお母さん達も、相変わらずげんきに過ごしています

そして会う人会う人にキャンパーのみんなは元気かと確認されます

なので、またいつかこの町に元気な姿を見せに戻ってきてねー


お手紙ありがとー

もらったものを使うたびにみんなを思い出すよー

フィリピン事務局

　戸塚　真希